大学で起業した私が、カミナシでインターンをしているワケ 〜大学生からみたカミナシの魅力〜
3月から株式会社カミナシの広報PRにインターンとしてジョインしました、鈴木日菜子(@hi_na_co_s)です!
自己紹介
慶應義塾大学3年生( 絶賛休学中 )、21歳、一般社団法人(現在は個人事業主で5月末に法人化予定)の経営をしながらカミナシの広報PRでインターンをしています。なんだかちょっと変わった大学生です。(と、言われます....)
岐阜の飛騨高山という小さな田舎町で18年間を過ごし、大学入学を機に上京しました。
私は、これまで過ごしてきた地元がどうしても好きになれませんでした。
語弊がありそうなので先にお伝えしておくと、飛騨高山は自然豊かでとても素敵なまちです。しかし幼い私にとっては何もないまちで、人と人の距離が近いことで人目を気にして生活しなければいけない、なんだか息がしづらい環境でした。
こんなことを思い始めたのは中学1年生の頃、いわゆる「スクールカースト」という風潮が盛んだったことがきっかけです。人目を気にして生活しなければいけない環境がとても息苦しかったことを覚えています。
これをきっかけに高校時代、地元を盛り上げるための学生団体を設立しました。
「学生団体を設立する」という私のアクションが、自分とそして周りの可能性を広げることになると思って設立し、フリーペーパーの発行などをおこなっていました。
なぜ大学生の今、起業をすることにしたのか
なんだか立派に見える私の高校時代ですが、夢への一歩はそう簡単なものではありませんでした。
高校時代にぶつかった大きな大きな壁。それは「同世代からの悪口」でした。
出る杭は打たれるという言葉の通り、同世代からの誹謗中傷が耐えない3年間を過ごしました。応援してくれる人たちがたくさんいた反面、私のアクションをよく思わない人もいたようです。
廊下を歩いていると知らない人の口から自分の悪口が聞こえてくるといったことが日常茶飯事で、その一言一言が当時の私にとってはとても重かったことを覚えています。
この経験から、地方という環境において「自分の想いを形にしていくこと」の厳しさを痛感しました。
それは、物理的にも精神的にもです。乗り越えるべき壁もあると思いますが、負わなくても良い傷もまたあると思います。
「自分と同じような傷を負う人を一人でも多く減らしたい。」そんな思いの元、地方と教育について学び、若者が各々の想いを形にしていくことができる環境を地方に作るために大学進学をし、その後、個人事業主として会社を設立しました。(5月末に一般社団法人にする予定です。)
起業をしながらカミナシにジョインしたワケ
会社を持っているにも関わらずインターンシップをしている話をすると、よく「なんで?」と言われます。私も会社の設立当初はそう思っていました。しかし、だからこそ別の環境に身を置く必要があると私は考えています。
① 成長できる場所が欲しかった
個人事業主として会社を立ち上げてからの1年間は自分の未熟さを痛感する日々でした。ただでさえ難しいのに、まだ社会に出たことのない大学生が「会社を作る」ということは正直分からないことだらけです。
経営って何から始めたらいいのか。どうやって仲間を集めてまとめていったらいいのか。お金はどこから生まれてどう循環していくのか。困った時、躓いた時、誰にどうやって頼ったら良いのか.....。 一から十まで分からなくて、もっと学ぶことが必要だと思いました。そして、きちんと学ぶからこそ、わたしがつくりたいものを確実につくっていくことができるのではないかと考えるようになりました。
② 全く違う業界の、接点のなかった場所に身を置きたかった
私はこれまで「教育」「地方創生」という分野に関わってきました。一つのことを深く知ることは大切ですが、その環境ならではの思考に止まってしまうこともあると思うんです。
例えば、私は漫画を読むことが好きなのですが、漫画や小説を読んでいると本当に色々なヒントが隠れているなと思うことがあります。物語の中には私の知らなかった世界がいっぱい広がっていて、登場人物の言動や表現から「自分の事業に置き換えるとこういう考え方ができるなあ〜」と発想が生まれてきて、そのまま生かしてみたりします。
ふと、これからどうしたらいいだろう?と分からなくなった時に、現状とは別の視点で現在抱えている問題と向き合ってみるとヒントが隠れているのではと思い、違った場所に身を置いてみることにしました。
あとは、ちょっと別の場所で息をする時間が欲しかったというのも正直あります。「経営者は孤独である」という意味がよく分かって、何かを成し遂げる時にリーダーがいてくれることの精神的なありがたさを痛感しました。誰かに頼りながら、自分の力を精一杯に発揮できる環境に身を置いてみたくなったんです。雇われる側ってどんな気持ちなのか、誰かに委ねるってどういうことなのか、そういった視点で事業と向き合っていくこともまたとても大切だと思っています。
そんな想いを抱える中で出会ったのがカミナシでした。
事業内容の将来性と、社員の皆さんの雰囲気、カルチャーに惹かれてジョインを決めました。面談させていただく中で、この場所で働いて学んでみたいと思うようになったんです。
カミナシにジョインして二ヶ月。大学生から見たカミナシの魅力
カミナシにジョインして二ヶ月が経とうとしています。本当にあっという間....。
二ヶ月を過ごす中で、カミナシは本当に魅力的で素敵な会社だと改めて思っています。
①カミナシの「人」
カミナシの人はとてもあたたかいなと思います。かといって、ウェットでもない。本当に程よい距離感で、居心地が良いです。そしてより良いプロダクトを届けるためにみんなが同じ方向を向いていて、良い意味でこだわりが強いなと感じます。
全社出社日にて、カミナシのカルチャーを語る機会がありました。その中で、「カミナシの人は泥臭い」という意見があったのですが、だからこそ私はこの場所が居心地良いと感じるんだと思います。
何よりも現場を大切に、泥臭く、こだわりを持って進んでいくこの会社がとても好きです。
②プロダクトの将来性
私はこれまで自分の会社も含めて、オフィスワークをメインに関わってきました。
カミナシにジョインして、一度事例取材におじゃました時、初めて現場に実際に足を運びました。
私はそこで、カミナシが提供していることの必要性を感じました。実際に足を運んだからこそわかる「現場のリアル」に触れて、新しい発見がたくさんありました。
主観ですが、オフィスと現場には、なんだかよくわからないけれど明確な境界線があるように感じました。知らず知らずの間に共に働く機会がなくなっていると思います。でも、その知らない部分を知ろうとせずに仕事をしている場面ってすごく多いように感じるんですよね。
カミナシでは現場をすごく大切にしています。私たち広報PRも、他の役職のみなさんも、それぞれが現場に足を運び、現場を知って、「カミナシ」というサービスに向き合っています。その繊細さや丁寧さがこの会社の魅力だと思っています。
そしてだからこそ、カミナシというサービスはこれから、もっと多くの人に必要とされるサービスになっていくと思っています。
最後に
私はまだまだ未熟ですが、これからどんどん伸びていくこの場所で、このチームで、たくさんの学びを吸収して、一歩でも多く成長できるように頑張っていこうと思います!
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