見出し画像

期待しないことが仕事をもらう近道

イラストレーター&文筆家&漫画家の陽菜ひよ子です。
このnoteでは、今までしてきたお仕事をご紹介しています。
主な内容は、お仕事の詳細や感想、依頼されたきっかけなど。

イラストをご依頼される方にとってのサンプルとなるだけでなく、イラストレーターを目指す人が参考にできるような内容を目指しています。
今までの記事は、コチラからご覧になれます。


お仕事内容の詳細


今回ご紹介のお仕事は、名古屋市のお隣、北名古屋市教育委員会・生涯学習課からのご依頼で行った、イラスト講座の講師です。

「全1回の親子講座」と「全4回の一般向け講座」を受け持ちました。

▷親子で書こう!似顔絵講座

最初に夏休みの親子向けのイラスト講座の一日講師を勤めました。場所は北名古屋市文化勤労会館。立派な建物でした~。

画像1

定員よりは若干少なめですが、6組14名の親子の皆さんがご参加くださいました!

ひとりのお子さんが、カメラマンの夫の似顔絵を描きはじめて「いいなぁ」と言っていたら、私のことも皆さんたくさん描いてくれました!う、うれしい~~

私の帽子がかなりの人気で、皆さん楽しく描いてくれたようです。

ずっと後をついて一生懸命描いてくれた子や、最後に何度も手を振ってくれた子。夫には「もうお兄さんと会えないの?」と言い出す子もいて、かわいい子供たちにたくさんパワーをもらいました。

もじもじと「今まで絵を描くこと好きじゃなかったけど、好きになった」と言ってくれた子も数人いてくれて、本当にうれしかったです。

たった2時間だけど、そう思ってもらえたら、成功だったと言えるかなぁ、なんて思います。

▷身近な画材で気軽にイラストを描いてみよう!

夏休みもそろそろ終わるころ、今度は一般向けのイラスト講座がはじまりました。20名定員いっぱいでの開講です。

「身近にある自分の好きなものを描こう」という講座ですが、毎回サンプルとレジェメを用意。これが結構大変でした。

絵を描くときって、あまり理屈を考えずに描いているので、改めて自分がどうやってイラストを描いているのか、見つめ直すいい機会となりました。

画像4

画材は色鉛筆を指定。女性ばかりなので、初回はケーキをモデルに。

本当は実物を見て描くのがいいんですが、写真を見て描いてもらいました。皆さんお上手!

画像4

最終回に、このケーキをTシャツに描いてきてくださった方もいらして。完成度の高さにみんなでびっくり!こんな風にイラストを楽しめるのは、理想ですよね~。

画像3

最初にお声がけくださった生涯学習課のMさんが様子を見にいらして「すごく盛況でありがたいです」とお礼を言われました。

自治体の講座って、講師にはキチンとした謝礼が支払われますが、そのほとんどは自治体が負担し、受講者は数百円程度で参加できます。そのせいか、1~2回来たら、そのまま来なくなっちゃう人が多いんだそうです。

でも私の講座は初回から最終回まで満員御礼。こんなことは珍しいですよ、と喜んでいただけて、私もホントうれしかったです。


この講座の目標は、思い立ったときにササッとイラストが描けるようになり、イラストを添えたお便りが出せるようになること。

最後に「お友達にイラストを描いたお手紙を出したの。年賀状が楽しみ」と言って下さる方もいて、ちゃんと目標は達成できたなぁとしみじみ。

終了後、講座開催中に大変お世話になった生涯学習課のIさんから、早速アンケートの集計結果が届きました。皆さんからのうれしい感想をいただけて、幸せ気分でした。

これを機に、絵を描くことの楽しさを伝えられたら何より嬉しいです。


お仕事の依頼のきっかけ


お仕事は、期待して必死に頑張って営業してもなかなか来ないのに、まさかこんなところで、というところから来たりします。まさにこのお仕事は、その代表選手のようなモノ。

きっかけは2014年秋に参加した、名古屋市西区と北名古屋市の合同生涯学習でのこと。

全部で4回くらいの連続講座だったので、西区や北名古屋市の生涯学習センターの方と顔見知りになって、お話するようになりました。

我がオット宮田は、いつでもどこでも首からカメラをぶら下げています。

画像5

「ご主人、そのカメラは趣味ですか?まさか本職?」と話しかけられ「実は本職なんです」などという話の流れから「私もイラストを描いていまして」なんて話に。

すると、北名古屋市のMさんから「もしかしたら、今度講座をお願いするかも」と言われ、本当に半年後の3月に、夏講座の依頼があったのでした。

1参加者が、気付いたら講師に。。。って不思議な縁ですよね。


その講座で行った、北名古屋市にある「昭和日常博物館」での記念写真。

画像6

ここ、レトロ好きにはたまりません。おススメです!

画像7

昭和日常博物館 https://www.city.kitanagoya.lg.jp/rekimin/
〒481-8588 愛知県北名古屋市熊之庄御榊53
電話:0568-25-3600
名鉄「名古屋駅」から犬山線で「西春駅」下車徒歩25分
開館時間 午前9時から午後4時まで ※受付:午後3時40分まで
休館日 毎週月曜日・火曜日 ※祝日は開館・その翌日休館
入場無料

生涯学習の講座では、他に工場見学や街歩きなど、楽しかった!!

画像8

画像9

名古屋友禅や名古屋扇子にも挑戦!しました。私もまた参加したいなぁ。

画像10

画像11


この記事が参加している募集

子どもに教えられたこと

もし、この記事を読んで「面白い」「役に立った」と感じたら、ぜひサポートをお願い致します。頂いたご支援は、今後もこのような記事を書くために、大切に使わせていただきます。