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上原正三さん死去。『帰ってきたウルトラマン』で差別問題を扱った脚本家が遺したメッセージとは?/1月9日ハフポスト日本版(著者:安藤健二)
ウルトラマンをはじめ、特撮の脚本家として知られる上原正三さんが1月2日肝臓がんで死去した。82歳。 タイトルにある差別問題とは、帰ってきたウルトラマン第33話「怪獣使いと少年」のこと。上原さんがどんな思いだったのか探ってみたい。 宇宙人だと言われていた少年は、大人から無視され、年上の子供からは壮絶ないじめにあっていた。彼は中年男性を匿っており、この男こそがメイツ星人だった。そんな事情を知らない大人は集団で少年を襲いに来る。 全く救いようのない展開。子供番組であるのに、癒