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「働く人のメンタルヘルスケアのための瞑想」

2022年1月11日(火)読了

人と関わる仕事柄、メンタルヘルスケアについては理解しておきたいと考えていたり、ヨガをしているので瞑想もどのようにすればいいかを知りたいと思っていました。
自分自身が昨年(2021年)後半は特にメンタルダウン気味だったので、この本を読んでみることにしました。

「一般的には心や体が自分の本質であると考えますが、そうではなく、意識が私の本質であり、心や体は意識に見られることによって存在していると考えることができる」

つまり、意識が人間の本質であると考える。

「意識はある対象に集中するとそれ以外のものを移さなくなるという特徴がある。」

なので、悩み事や仕事のような考え事など思考が働いているときは、思考そのものを止めるのではなく、意識に思考に映さないようにようにすれば思考を止めることができる。

いろいろな心配をしたり不安になっているときは、体は緊張状態にあるので、休日に仕事のことばかりを考えていると、それは会社に行って仕事をしているのと変わりなく、リフレッシュしようとしていても全くできていない。

これはよく言われることで、自分でも理解はしているつもりでしたが、現実としてなかなかそれができておらず、自分自身がメンタルダウン気味になっていたのだと思います。
また、相手に対して期待や願望を強く持つことのよって生じる怒りもあり、それが自分を苦しめていたのもありました。
多少は期待したり願望を持つことは必要なのでしょうが、持ちすぎないように気をつけなければと思います。

また、自己肯定感についても書かれていましたが、自己肯定感が下がる原因は他人対して否定的な印象を持つことによって起こるとのことです。
なので、自己肯定感を高めるためすべきことは徹底的に他人を否定しないということだそうです。
これも改めて気づかされました。

昨年を振り返ると、過剰にいろいろなことを考えていて、心を休ませることができていなかったのだなぁとつくづく思いました。
仕事やプライベートの状況自体は今年も何も変わってはいませんが、きちんと切り替えることで心身ともに元気な状態を作っていこうと思います。

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