インフラエンジニアから社内SEへの転職は結構向いてると思う
自身の経験から言えること
ほんの1年前までは新卒で入社したSES企業で、インフラエンジニア👨💻として働いていました。
>> 『【体験談】文系のIT未経験が新卒でSES(客先常駐)に入社した話』
前職の仕事はデータセンタで、大手SIerが提供するサービス提供するインフラ基盤(サーバ、ネットワーク)の運用・監視業務を行なってました。
2年間過ぎたあたりから、若干そこの現場に飽きを感じてきて、別の現場に行くという話もありましたがなかなか決まらず。
そのうち、だんだん今の会社に不満が溜まってきて、気づいたら転職サイトに登録してました笑。ときには社内に転職したことがバレつつも、なんとか希望の転職先がきまり、今の会社で社内SEとして働いています。
>> 『転職活動が社内にバレて発狂した話』
実は、転職当初自分が社内SEになるとは思ってもいませんでした。
転職当時は、インフラ系のスキルを生かして、クラウドサービスを提供するイマドキなIT企業で働きたいな、みたいな若干浮ついた気持ちでした笑
きっかけは、転職サイト経由で今の会社から、「いいね👍」みたいなリアクションをもらったこと。
確かに、応募条件はサーバやネットワークの管理や運用だったので満たしてはいましたが、私の勝手なイメージで、
社内SE=地味、つまんなそう
こんなイメージを抱いていました。
ただ、せっかく向こうからリアクションしてらったんだし話聞きに行こうかな。そんなきっかけでしたが、結果としてはご縁あって今の会社へ転職させて頂くことになりました。
インフラエンジニアと社内SEの共通点
もちろんインフラ系のスキルという意味では共通してます。サーバならWindows ServerのAD運用だったり、ネットワークならルータやL3SWの管理運用の経験は間違いなく、社内SEでも役に立ちます。
ただ、もっと根幹的な部分で言うと、
広く浅いスキルが求められる
ということです。インフラエンジニアは、サーバやネットワークから、データベースや仮想基盤、クラウド基盤の知識まで、広く精通している必要がありますよね。
こうした知識の横展開は、社内SEにも共通して必要なことだとも思います。
>> 『社内SEに求められるスキルや資格の話』
社内SEの場合も、インフラ系の知識はもちろん、問い合わせ対応やPCの初期セットアップスキル、FW等のセキュリティの知識など。
どちらも知識の横展開がスキルアップにつながっていきます。
>> 『インフラエンジニアとしてキャリアアップ・転職するために有利なスキルとアピール手段を考える』
結論
インフラエンジニアの次のキャリアとして、社内SEは大いにありだと思います。
社内SEの仕事は、実際面白いです。例えるなら、
ITの総合職
です。
つまりエンジニアと言われる仕事がなんでも経験できる可能性がある
と私は思います。
しかも、相手は顧客ではなく、対社内ユーザです。純粋な利益は求める必要ありませんし、むしろちょっとゆにーくなほうがユーザにウケます。
インフラ周りは勿論のこと、開発もできるし、セキュリティ運用やIT監査まで。
こんな可能性のある職業はないのではないでしょうか。
ひとつ注意点として、大企業(特に非IT系)の社内SEになると、ある程度情シスの規模が大きくなり、SESやSIerに業務委託していく傾向があります。例外もありますが。
中小やベンチャー企業のほうが、情シスも小規模なので、いろんな仕事ができます。
インフラエンジニアの皆様、いかがでしょうか?
最後まで読んで頂きありがとうございました😊