見出し画像

教育実習中止について思うこと

先程ツイッターを徘徊していたら教育実習中止に関するツイートを見つけた。

コロナウイルスの影響で難しい地域もあるのかもしれないが、やはり座学のみで現場に出るのは厳しい。断片的でも良いので現場を経験しておきたいというのが本音だ。

ただこのツイートを見た時、ふと一抹の不安に駆られた。

”もし私が教育実習に行くとするならば

自分が知らないうちに身内からウイルスをもらって生徒に感染を広めないか?

比較的感染リスクの高い学校に行って自分が感染して身内に移さないか?”

というものだ。

というのも私の両親は2人とも医療関係者だ。もっと言うと医者だ。2人とも直接PCR検査をするような緊急性の高い類の診療科ではないが、それなりに”密”な環境で普段から働いている。しかも最近は本当に具合の悪い患者しか来なくなったらしい。病院内で感染対策は厳密にやっているとは思うが家で親からコロナをもらう可能性は0とは言い切れない。少なくともよその家庭よりは高いんじゃないかなと思う。なので今も家では少なからず気を遣う毎日である。そんな時限爆弾を抱えたような状態で果たして教育実習生として例年通り参加して大丈夫なのだろうか、という疑問はある。

また、両親のうち片方は開業医として働いている。私の母校でどの程度感染対策を徹底しているのかはわからない。そんな中、もし私が学校でコロナに罹患した場合両親は濃厚接触者となってしまい診療停止は免れないだろう。そうなると自分が隔離されるだけでは済まなくなる。働いているスタッフや患者さんに迷惑がかかるし、自分の家の収入をも絶たれてしまう。そういうリスクと隣り合わせなのだ。

私自身は特別なことはしていないが、外でウイルスをもらわないよう普段は人の多い場所を避けるように心がけている。外出後は手洗い・うがいをするようになった。まぁ一般人ができる範囲のことは一応やっているつもりだ。

冒頭のツイートでは教育実習の中止を阻止しようと頑張っている感じだった。しかし居住地域や学校事情も異なる私が兎角言える分際ではないし、そもそも私自身が憂いても教育実習をやるか否かは学校側の判断になるので不可抗力なのかもしれない。なので私の都合を考えると中止になればリスク回避につながるのだろうが、現場を経験せずに教壇に立つことには不安でしかない。結局どちらをとっても何かしらリスクがあるのは変わらない気がする。まぁどちらがリスクが大きいかというと現場を知らないまま教壇に立つことのほうがハイリスクだと思うので、とりあえず教育実習やってくれ。

私の母校では今のところ予定通りやるっぽいのでこういう悩みは杞憂に終わってほしい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?