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うつ病の気分転換

もう何度も書いていることだが、うつ病の症状の一つには思考が停止してしまうという事がある。全く頭が働かなくなって、今何をしているのか、何をしようとしていたのかが、分からなくなってしまうのである。そういった時にはどうにかして強制的に気分転換をしないと辛い。

そのまま放置しておくと、悪いほう悪いほうへと思考が傾いていってしまうので、適度なストレスを感じない程度の脳トレが効果的なのである。

私の場合は子供の頃からの趣味であった詰将棋(相手の玉を詰ますパズルのようなもの)、クロスワードパズルをよくやっている。詰将棋では簡単な一手詰めが見えなかったり、クロスワードでも言葉が出てこなかったりと、悪戦苦闘はするものの、ゆっくりゆっくり時間をかけて一問一問解いていく。以前は簡単すぎると思っていたような問題が出来ないのは、少し情けない思いもするのだが問題が解けた時の達成感は、私にとっては他では味わう事の出来ない大切なものなのだ。

それに加えて最近『ぬり絵』にもはまっている。まるで子供の遊びのように感じる方もいるかもしれないが、大人向けの物も多数あって、なかなかに面白いのだ。ぬり絵には答えがないので、解けなくてストレスを感じることもない。しかも同じ絵を何度も繰り返し塗っていると全く違う絵に見えることもある。「この色が良いかな?」「この色とこの色を合わせたらどうなるのかな?」等々考えながら没頭しているとあっという間に時間が過ぎてしまう。このぬり絵はTwitterで知り合った方から勧められて始めたのだが、今のところとてもいい効果が出ていると感じている。

感謝の気持ちを込めリンクを貼っておきます。皆様も是非お試しください。

心を落ち着かせるためにも何かしらの趣味というものは必要なのだと思う。調子がいい時には、『詰将棋・クロスワード・ぬり絵』と、私は楽しんでやっているが、うつ病で苦しんでいる皆さんも、是非何か簡単な事でも始めて見ることをお勧めする。そんな文章を書きながら、私はいつもの症状に負けてしまいそうになっているが、今日も一日ゆったりと過ごしていきたい。

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