見出し画像

聖ヒルデガルトや修道院が研究していた⁉︎ラベンダートゥルー 𓇗𝕳𝖎𝖑𝖉𝖊𝖌𝖆𝖗𝖙𝖊𝖓 𝕹𝖔𝖙𝖊𓇗

ヒルデガルテン®︎の会員様との講座開催を楽しみに、私たちスタッフはヒルデガルテン®︎で作ったラベンダーでオイルを作りました。会員様と一緒に、このオイルを使ってクラフトワークできればと考えています。

さて、ラベンダーは、聖ヒルデガルトで最も有名な植物ではないでしょうか。
最も有名で人気のある薬草のひとつで、何世紀にもわたって心を落ち着かせ、リラックスさせるための生薬として使われてきました。

ヨーロッパでのラベンダーの薬用利用は、古代ギリシャ・ローマ時代にさかのぼります。名前の由来は、ラテン語で「洗う」を意味する動詞「lavare」にさかのぼり、ラベンダーが早くから洗浄水やお風呂に使われていたからです。

学名がLavandula(ラウァンドゥラ)で始まるラウァンドゥラ属には多くの異なる種類があり、それらにはラベンダーという共通名が付けられています。実際、この属には30種以上の植物があるため混同されがちです。アロマテラピーにおけるリラックス作用や睡眠に誘う特性で知られるラベンダー種は、現在の植物学者によってLavandula angustifolia(ラウァンドゥラ・アングスティフォリア)と呼ばれています。

Lavandula angustifoliaは南ヨーロッパと地中海地域、アフリカの熱帯地域、インド南部、現在のイラク周辺に生育する植物です。
私たちが現在「Lavandula angustifolia(ラウァンドゥラ・アングスティフォリア)」として認識している植物は、植物学者たちには「Lavandula officinalis(
ラウァンドゥラ・オフィキナリス)」として知られていました。

Lavandula angustifoliaの種類を見つけたことは修道院の医学の発見とも言えます。ヒルデガルト・フォン・ビンゲンはその強い香りを強調し、12世紀半ばに外用や害虫対策として、特にアブラムシに対するラベンダーの影響について言及しています。

"真正ラベンダーLavandula angustifoliaは、樹液が少ないので暖かく乾燥しています。そして、人間にとっては食用には使えないのに、強い香りを持っています。また、シラミが多い人がよくラベンダーを嗅ぐと、シラミがそれで死んでしまうのだそうです。そして、その香りは目を澄ませてくれます。" 【ヒルデガルト・フォン・ビンゲン】
“スパイスラベンダーLavandula latifoliaは、は標高800mまでの高地で育ち、真正ラベンダーLavandula angustifoliaとは成分が異なります。ラベンダーの中でもスパイクラベンダーLavandula latifoliaは最も強い抗菌作用(細菌、ウイルス、真菌に対する効果)を持っています。”【ヒルデガルト・フォン・ビンゲン】

16世紀以降、ラベンダーはイギリスで発展し、人気の高い園芸植物となりました。
ラベンダーの近代的な薬用利用が確立されたのは、19世紀後半のことです。

精油の効用を全くの偶然に発見したのが化学者のルネ-モーリス・ガットフォセ。1910年7月の事、実験中に事故に遭った彼は手にひどい火傷を負ってしまい、ラベンダー精油に頼りました。そのとき彼は、ラベンダー油が痛みを緩和し、火傷の痕を治すその早さに驚かされたのでした。

「アロマテラピー」という言葉は、1928年にガットフォセが執筆した本のタイトルに使われており、ガットフォセがその言葉を使い始めました。

調べてみると、時代背景含めて色々理解できるので楽しいですね!
会員様たちと様々なクラフトワークができること楽しみにしていますˎˊ˗

𓇬 𓇬 𓇬 𓇬 𓇬 𓇬 𓇬 𓇬 𓇬 𓇬 𓇬 𓇬 𓇬 𓇬 𓇬 𓇬 𓇬 𓇬 𓇬 𓇬 𓇬 𓇬 𓇬 𓇬 𓇬 𓇬 𓇬 𓇬 𓇬 𓇬 𓇬 𓇬

このように、医療や科学の日進月歩により、日々、植物療法も変化しています。聖ヒルデガルトの薬草園を作り、フィジカの内容を学びながらも、現在の植物療法と照らし合わせて学ぶ講座も開設していっています。
まずは、一緒にヒルデガルテン®︎を作りながら、気軽にハーブを学んでみませんか?現在、ヒルデガルテン®︎会員募集中です。
詳細は下記のFacebookにてご確認ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?