いつか私の憂鬱が吹き飛んだら

何の前触れもなく堕ちたこの世界。
私が生きているこの世界は
一体どのくらいの価値があるのだろう。
こんな場所でどうやって生きろというのだ。
こんな世界で生きるために生まれてきたのではない。

この世界の価値は他人が決めるものではなく
もちろん自分自身が決めることだ。

でも、その価値を決める基準は
多くの他者が作り出した社会にある。

私は一体どんな理想を描いていけば良いのか
どんな希望を持ってこの世を生き抜いていけば良いのか分からない。
そんな答えのない問いかけは見事に日常に葬られていくのだ。

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