駄文#6 眠りも日々の悪しき夢
こんな夢を見た。
犬の散歩に近所を歩いていると、ある住家の前で青年が立っている。
高校生か、大学生ぐらいの青年。
犬が遊びたそうにしたから、リードを伸ばして自由にさせた。
やがて犬はボールを咥えたまま青年に近付き、青年の前にボールを落とした。
青年はボールを拾い上げると、犬にボールを投げて遊んだが、3球もしないうちに力強く遠投し、ボールは他人の家の敷地へと入っていった。
私は憤慨し、取りに行けと青年を叱った。
青年はひとつ、納得がいかなさそうな顔をし、不満そうにボールを