さだまらないオバケ

死からはじまるリデザインプロジェクト。 東京デザインプレックス研究所が企画・運営する学…

さだまらないオバケ

死からはじまるリデザインプロジェクト。 東京デザインプレックス研究所が企画・運営する学生主体のラボラトリー「FUTURE DESIGN LABO」から誕生。クラウドファンディングにて122%の支援を達成。

最近の記事

トークイベント&デススナック「さだまらない死性観」イベントレポート

2024年3月30日(土)、東松原にあるはぐくむ湖畔にて、「さだまらない死性観」というイベントを開催しました👻 今回は、性自認のゆらぎをさまざまな人にインタビューをするメディア「yurayuratity」のメンバーをゲストにお招きし、トークイベント&デススナックという形で行いました。 今回のイベントは、前半がトークイベント、後半がデススナック(交流会)という形で行いました。 当日は計15名の方にお越しいただき、みんなで天使の輪をつけ、わいわい盛り上がりました! トークイベ

    • さだまらないオバケ、講師になってきました。👻

      日本福祉大学通信教育部が開講するスクーリング科目、「エンドオブライフとソーシャルワーク」に、講師として登壇させていただきました! 2024年1月21日(日)、名古屋会場・明治安田生命名古屋ビルにて行った、講義とトークセッション、ワークショップの様子をご紹介します。 講義の様子前半は、私たち「さだまらないオバケ」について紹介する講義を行いました。テーマは、「死のリデザイン」 〜デザインの視点から考える 死との向き合い方 〜 です。 プロジェクト発足のきっかけや、これまでの活

      • 【イベントレポート】さだまらないオバケってなぁに?展&デス・スナック

        2023年11月25日(土)、「さだまらないオバケってなぁに?展」& デス・スナック「はじまりの死」を南麻布にあるCafe & Gallery「muun」にて開催いたしました!👻👻👻 当日はポップアップ&展示とデススナックの2部構成で行いました。 「さだまらないオバケってなぁに?展」の様子ポップアップ&展示は、パネル展示とプロダクト展示の2種類。 パネル展示では、私たちの活動のまとめやヒストリー、メンバー紹介やオバケ用語解説などさまざまな内容をつめこみました。 「さだまらな

        • 「オバケのびんづめ」コレクションアーカイブ

          2023年7月15日、16日。 渋谷100BANCHナナナナ祭にて、デス・スナック「おばけやしき」を行いました。これはそのイベントの裏プロジェクト、「オバケのびんづめ」コレクションアーカイブです。 ナナナナ祭に参加していた他のプロジェクトさん方に、突然空きビンを渡し、「ここに、あなた的オバケを入れてください!」と無茶振りをして集めたものたちです。

        トークイベント&デススナック「さだまらない死性観」イベントレポート

          雲もなか、ついに販売開始!

          クラウドファンディング目標金額達成から約2ヶ月。 ご支援いただいた皆様のおかげで、なんとかここまでたどり着くことができました。 2023年7月20日、ついに雲もなか販売開始いたします!👻 今後は、雲もなか専用ECサイトまたは、さだまらないオバケの不定期イベントでご購入いただけます! 雲もなかとは?つくって食べる体験型手づくりもなかです。 雲のカタチをした、手のひらサイズのころんとかわいいもなかです。 付属の色こな(赤、黄、緑、青、紫、茶、黒)で白あんに好きなように色をつ

          雲もなか、ついに販売開始!

          【デス・スナック@Neriba】6/30(金)イベントレポート

          2023年6月30日(金)、Neribaにて、デス・スナック「死と私」を開催いたしました。 今回は総勢10名を超える方々に来店いただき、みんなでわいわいと死生観について語りあう事ができました。 今回のデス・スナックは、前回とは少し形を変え立ち飲みバースタイルで行いました。 店内の3箇所に、テーマの異なる「死生観カード」を3枚ずつ用意し、自分の関心のあるテーマのテーブルのところへ自由に移動していただくスタイルです。集まったメンバーでカードに書かれたテーマについて、自由に話し

          【デス・スナック@Neriba】6/30(金)イベントレポート

          【デス・スナック@Neriba】イベントレポート

          5/27(土)練馬にあるバー、「Neriba」にて、第3回デス・スナック「死と私」を開催しました! 今回のデス・スナックは、「何歳で死にたいですか?」という問いからスタート。自己紹介とともになぜその年齢で死にたいのか、参加者の皆さまに話していただきました。 「何歳で死にたいですか?」という問いに、比較的若い年齢を答えた方の中には「今は自分に家族がいないから若いうちに死んでもいいと思っているけど、もし将来家族を持ったら変わるかもしれない」と考えている方や、「あえて年齢を若く

          【デス・スナック@Neriba】イベントレポート

          【イベントレポート】雲もなか試食体験会@100BANCH

          5月20日(土)、 21日(日)渋谷100BANCH外のウッドデッキにて、試食体験会を行いました! イベントでは、雲もなかのコンセプトの紹介や、実際にもなかに色をつける過程を体験&ご試食いただきました。NO WAVE SHAREROASTERのコーヒーも提供いただきました! 美味しいコーヒーを飲みながら楽しく、雲もなかと私たちの活動について知っていただけるとても良い機会となりました。 さまざまな雲もなかの楽しみ方をされており、何色も選んで混ぜたり、余った白あんを雲もなか

          【イベントレポート】雲もなか試食体験会@100BANCH

          さだまらないオバケ、学会デビュー!

          ​​2022年10月1日に開催された「日本エンドオブライフケア学会 第5回学術集会」に、さだまらないオバケが登壇いたしました!!! さだまらないオバケが、人前で登壇するのはこれが初めて。 今回は、チームを代表して趙さんに登壇いただきました。 「『グリーフ』をとらえ直す新しいコミュニ ティの創出をめざして」をテーマに、"igoku''を企画した猪狩僚さんと、"墓デミー賞"を主宰する大橋理宏さんとともに、トークセッションを行いました。 当日の雰囲気 医療従事者や看護学生、

          さだまらないオバケ、学会デビュー!

          プロダクトへの思い

          前回は、プロダクトのご紹介をいたしました。 今回は、プロダクトへ思いについてお話いたします。 みなさんにご質問です。 日本では1日に何人が死別で悲しんでいると思いますか? ※悲しむ対象は、連絡を取り合っている友人とします。 答えは、約6万人です。(59400人/日) 日本では1日で約3300人以上の方亡くなっており、 連絡を取り合っている友人は、平均で18人とされています。 ※参考資料:https://president.jp/articles/-/9049  参考資料

          プロダクトへの思い

          コミュニティガイドラインつくりました

          念のためだけど、Twitterのコミュニティガイドラインつくりました👻

          コミュニティガイドラインつくりました

          プロダクトのデザインについて

          前回は、プロダクトの紹介をしました。 今回は、プロダクトのデザインについてお話しします。 キーカラーについてプロジェクトメンバー内で、生と死のフォトコラージュを作成し、俯瞰的に生と死のカラーについて考究しました。 死は上を見上げる描写が多かったため空から、生はコントラスが強く肌、血など生きてることが連想できるものとしました。 デザインイメージについて世の中には、死に対するイメージやデザインが既にあります。例えば、死に対する暗いイメージや、中高年向けの終活系デザイン、心理カ

          プロダクトのデザインについて

          プロダクトのご紹介

          前回は、どのように“心のわだかまり”に対処していくのか? についてお伝えしました。 今回は、具体的にどのようなプロダクトに落とし込んだのか? についてお話します。 プロダクトは2つ!! 私たちが企画したプロダクトは2つ。 複数人で話すことで気持ちを発散させるカードゲームと、一人で紙に書いて気持ちを整理するノートです。 カードゲームについてまずは、カードゲームについて詳しくお話します。 カードゲームは、故人の共通の友人知人で集まり、みんなで故人の思い出話をするきっかけづくり

          プロダクトのご紹介

          どのように“心のわだかまり”に対処していくのか?

          前回は、死からはじまるリデザインプロジェクトの必要性を、統計からみてみました。 今回は、どのように“心のわだかまり”に対処していくのか?について、お話します。 亡くなったことは理解できるけど、前に進むにもどう進んだらいいのかわからない・・・。 こういった、大切な人を亡くしたことで生じた“心のわだかまり”に、 どのように対処すればいのか… それは外に気持ちを発散することです。 カウンセリングで利用されている手法を参考にしました。 心のもやもやは外に発散することで気持ち

          どのように“心のわだかまり”に対処していくのか?

          統計からみる、死からはじまるリデザインプロジェクトの必要性

          前回は、私たちが死からはじまるリデザインプロジェクトを企画した理由についてお話しました。 今回はプロジェクトの必要性を、統計から見ていきたいと思います。 ■多死社会について 日本は今や「多死社会」を迎えつつあります。 参照:https://www.minnanokaigo.com/news/kaigogaku/no546/ 2030年に年間死亡数は160万人を超え、その後2050年ごろまで160万人台で推移していく見込みです。 死者が増えるというのは、悲しむ人たちがたく

          統計からみる、死からはじまるリデザインプロジェクトの必要性

          死からはじまるリデザインプロジェクトを企画した理由

          私たちのプロジェクトは、死からはじまるリデザインプロジェクト。 テーマが壮大すぎて少しとっつきにくいかと思いますので、 今からフィクションの物語を皆さんにお話します。 ----------------------------------------------------------- 私のTwitterのタイムラインに、こんな衝撃的な投稿がありました。 亡くなったキリシマくんは、私と同じ東京デザインプレックス研究所でデザイナーを目指した同志です。 …いや正直…同じ2

          死からはじまるリデザインプロジェクトを企画した理由