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【デス・スナック@Neriba】イベントレポート

5/27(土)練馬にあるバー、「Neriba」にて、第3回デス・スナック「死と私」を開催しました!

今回のデス・スナックは、「何歳で死にたいですか?」という問いからスタート。自己紹介とともになぜその年齢で死にたいのか、参加者の皆さまに話していただきました。

今回のご参加いただいた方の年代は20〜40代。特に20〜30代の割合が多かったです!

「何歳で死にたいですか?」という問いに、比較的若い年齢を答えた方の中には「今は自分に家族がいないから若いうちに死んでもいいと思っているけど、もし将来家族を持ったら変わるかもしれない」と考えている方や、「あえて年齢を若く考えておくことで、今を大切にする意識を持つこと、今をしっかり生きるモチベーションにしたい」という方がいました。
逆に高齢の回答をした方では、自分の身の回りの高齢者の様子を見ていて、「このくらいまでは元気に楽しく生きられそうだから」という理由で年齢を決めた方も。

自分の人生がいつ終わるかということは誰にもわからないことですが、終わりの時期を考えることによって逆算で自分の人生を考えられるようになるはず。
この死生観トークを通して、自分の考えをめぐらせたり、他の人の意見を聞いたりすることによって、自分が今まで気づかなかった人生において大切にしているものに気づくことができるのかもしれない、と感じました。

今回のウェルカム・クエスチョンとオバケ

続いて、1人一枚ずつカードを配り、そのカードにそれぞれの「みんなに聞いてみたい死生観に関する問い」を書いてもらいました。
問いが書かれたカードを机の上に並べ、どれについて語りたいか、みんなでせーので指差しました。多数決で決まったテーマについて死生観トークを行いました。

中でも印象的だったのは「人生の目的を考えたことありますか?」という問い。

一見、死と関連のないテーマのようですが、生きることについて考えることは死について考えることと紙一重で、さまざまな興味深い意見を聞くことができました!

それぞれの「みんなに聞いてみたい死生観に関する問い」

デス・スナックの最後に、雲もなかのワークショップを行いました。それぞれ白あんに好きな色をつけてもらい、色をつけた理由を皆さんに聞きました。

亡くなった大切な人を思って色をつけている人もいれば、生きている大切な人を思って色をつけた人も。
大切な人を想って作り、それをみんなとシェアする。雲もなかを囲んで素敵な時間を過ごすことができました。

雲もなかにクリームチーズを乗せてみました。あんことチーズの組み合わせが新鮮で好評でした!雲もなかをご購入いただいた方、ぜひご自宅でも試してみてください。
Neriba名物のスパイスカレーも美味しかったです!

今回のスナックを思い返すと、ただ、楽しかった!という感想が浮かんできます。
死に関するテーマなのに、怖くなかった!楽しかった!というところがまさに私たちが目指すところです。今回のスナックでそれが体現できてとても嬉しく思います。


6月もデス・スナックを開催いたします!

次回のデス・スナックのテーマは「プレ・おばけやしき」です。みんなでおばけの仮装をして死生観について語り合ってみようという実験です。
7月に100BANCHにて行われるナナナナ祭で「デス・スナック おばけやしき」を出展するので、その先取りとなります!
普段とは少し違う自分になり切ることで、いつもはなかなか話せないことも話しやすくなるかもしれません。
ご興味のある方は、ぜひご参加ください!

申し込みはこちら

6月30日(土)20:30〜23:00(OPEN:20:00)
場所:まちの実験室BAR「Neriba」
練馬区豊玉北5丁目15-1ヒルズ京栄6番館402(練馬駅徒歩5分)
チャージ¥500(ドリンク別途)

ありがとうございます!👻