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コーチングを受け、小学校教師を退職して、どうなったのか

3月末で小学校教師を退職して、新しい道に進んだのもコーチングと出会い、コーチングセッションを受けたからです。チアリーディングコーチとしての機能を社会に提供すると決め、どんな過程を経て、今どうなっているのかを書いていきます。


自分の強みを知る

コーチングは、以前のnoteにも書いていますが、自己啓発ではありません。

とにかく、今ある現実を変えて前に進んでいきたいというエネルギーがある方のためのものです。

つまり、とにかくその人の本音の欲求に従って、才能を発揮し続けるとどこまで飛べるのかということをイメージし、ゴール設定をし、その世界で生きていくことを決断するというのがコーチングセッションです。

そのために必要なのが、

・自分の本音の欲求に気づくこと。
・自分の才能は何かに気づくこと。
・ゴールに必要な決断をすること。

この三つです。

僕もコーチングセッションを受けて、上の二つが分かったときに鳥肌が立ちました。
コーチと対話をしていく中で、
「ああ、自分って確かにこういうことをずっとやってきているし、それが自分らしいことなんだ。」
と心から実感した経験を色々な人たちにも味わって欲しい。

そんな「アーリーアダプター」としての自分の欲求にも従って、コーチングをたくさんの人に届けたいと思っています。

自分の強みを知った時に

自分の強みは、

「何かゴールがあった時に、その未来に必要な集団の人の能力をどのように発揮させたら良いかを捉え、それを混ぜ合わせ、そのゴール達成した時の集団の親密さが深まったことをイメージして、そこに全員で向かっていくための指令性を発揮すること」

です。

とにかく関わる人たちを振り回しながら、ゴールにみんなで向かっていくことが大好きなことです。

そして、アーリーアダプターなので、とにかく自分が良い!と思ったことはすぐに取り入れ、集団にも寄与していきます。

そう考えた時に、自分がやりたいことは、本当にチアリーディングコーチがピッタリなんですが、コーチングセッションを受けるまでは、チアリーディングの指導もずっとやり続けていたにも関わらず、それがやりたいことなんてことにも自分では全く気づいていませんでした。(本当に自分が好きなこととか才能でやっていることって気づけていないものです)

何が起こったか

コーチングセッションを受けていく中で、チアリーディングコーチとしてこれからのイメージを膨らませ、ゴールを設定した時に、当時の現状は小学校の教師という時間に1日8時間も使っているという現実が全くしっくりきませんでした。

仕事のドライビングフォース(動機づけ)になっているものは6つあって、教師を例にすると

Task:教えることそのもの
Mission:個別最適な成長支援をしていくこと
Option:安定している
Finance:給与が良い
Community:良い人に恵まれている
Laziness:親も教師で、教員資格をとってそのままなんとなくやっている

というように、人によって動機がさまざまで、どこに大きな比重を置いているかというのも異なります。これをきちんと理解していると仕事の中でもドーパミン体験(脳が報酬を受け取ること)をどこでできるのかどうかということが分かってきます。

当時の自分は、「家族にも勧められ教師になり、チアをやるためにファイナンスとして、そして、時間の安定性が高いことで、チアに行く時間が多くとれる」ということで、教師の仕事を続けていました。つまり、「Option」「Finance」「Laziness」の割合が強かった状況でした。

もちろん、10年も続けられたのには、「Task」「Mission」「Community」それぞれ面白いこともあったからですし、自分がやりたいと思っていたこともあったからです。(教師の仕事が嫌だとかいうことでは全くないし、大変だったからということでもないんです)

そして、自分の強みからすれば、小学校教師を続けることは、やっていけるエフィカシーの高い領域だったのは間違いない事実だと思います。

しかし、ここで、本音の欲求としてはどうかということが自分の中で引っ掛かり続けていました。

常に新しい場所に飛び込みながら、良いと思ったことを取り入れ、周りの人たちにそれを伝えたいという欲求が幼少期からあったため、小学校教師という箱の中でずっと過ごしていくであろうこれからの自分に違和感を感じていました。

そして、チアリーディングの世界観が大好きな自分にも気づいた時に、人生かけて本当にやりたいのは、チアリーディングコーチとしてこれから自分のやりたいことを世に問うていくことだと設定したというのがコーチングセッションの中での出来事でした。

ゴールに必要ないものは「決断」する

その自分をイメージし切った世界に、自分が小学校教師としていることは全く想像できませんでした。違和感でした。

だから、退職を決断(断つことを決める)しました。

間違えて欲しくないのは、コーチングセッションは、退職を勧めたり、転職をすることを決めたりするものではありません。

本当に自分らしいゴールを設定できた時に、ゴール世界に臨場感を高めることで、そこに強烈なパワーをもつホメオスタシスのフィードバックをかけるというものです。

だから、ゴール世界をイメージし切った時に必要のないと考えられるものは決断することで、新しいコンフォートゾーンで生きていくことができるんです。

せっかくコーチと一緒に、本当に自分らしいゴールを設定しても、決断が伴わなければ、現状の臨場感が高すぎて、現状のコンフォートゾーンに戻ってしまうのは明白です。

僕も、教師を辞める時は、ドキドキしたし、不安もあったし、これからどうなるかも全く分かっていなかったです。

でも、ここで決断しなければ、教師のまま、自分の本音の欲求にも蓋をしながら、最後死ぬ時に、あの時やっとけば良かったと思ってしまうことも、本当に嫌でした。

その決断をして盤面を変えて、今を迎えています。

今、どうなっているか

その決断をした時後に、最初に超えるべき峠(エンドステート)を指導チームが日本一を獲るとピン留めし、ここまで走り抜けてきています。

そのために必要だと思ってトレーニング施設もつくり、スポーツ選手が成し遂げたいゴールへに飛ぶためのトレーニングを提供できるように体の知識をつけ、日々実践を続けています。

また、コーチングも自分のゴール達成に絶対に必要なスキルで、自分がマインドのプロだからこそ提供できる指導があるし、スポーツを愛する皆さんや、教育を愛する皆さん、そして、子育てをしているママパパに高く飛んでもらうことで、それを見ている子どもたちがもっと高く飛んでいける未来をつくりたい。

そう考えて、コーチングマインドとスキルを再度学び直しているのが現在地です。

お伝えしたいこと


小学校教師を辞めて、チアリーディングコーチとしてバラ色の生活を送っていますということが言いたいのではありません。

今年の夏の選手権も、指導チーム2チームとも決勝進出すらできず、選手たちと涙を流しました。ファイナンスも小学校教師の時と比べるとまだ整っていません。

でも、確実に言えることは、自分の人生を歩み始めた感覚があるし、こんな波乱万丈の人生を自分は求めているということ。

現実を変えていくために、リスクをとることは絶対に必要だし、リスクがあるから得られる喜びも大きいということ。

スポーツを長年やってきていたのだから、既に知っていたことですけど、これが本質だと、仕事の面でも今本当に勉強になっているところです。

コーチングに触れることで、こんな風に現実は変わっていっていきました。

僕も、コーチとして、自分らしく本音で生きていくという心象風景を多くの人に届けたいです。

幼少期には確実にできていた、自分らしく生きるということを思い出したい方、チャレンジングな世界へと飛び込みたい方、何かもやもやしている今の人生と決別したい方たちと、新しく未来を作るコーチングセッションの場で出会えることを楽しみにしています。

ピンとこられた方は、ぜひ下の公式LINEにご連絡ください。お待ちしております。


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