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ココアを2杯飲む

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彼らは眠れぬ夜にココアを2杯飲むんだ。 おかしいだろう。
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2021年7月の記事一覧

悪意ある正義を振りかざす

悪意ある正義を振りかざす

好きなお店に行って、買い物をして、お酒を飲んで。少し好きなようにして気持ちをスッキリさせたら少し思っていたことがクリアになった。

この1ヶ月どころかずっと続いているいろんな面倒ごと。どれもこれも確かにやった人が悪い。それはまぁわかる。
気に食わないのは言い出すタイミングなのだ。誰だって過去のやらかしはいくらでもあるだろう。それを謝ってこなかったのもその人が悪い。でも今言うのは、言う側の悪意はない

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毒が回る

毒が回る

とてもしんどい日々が続いている。
どこかのタイミングかから関わる必要もないと思ってきた祭典が浮き彫りにする様々なもの。愚弄な判断と終わりのない批判。徹底的なバッシング。見失われた目的。聞きたくもなくとも、否応なく耳に入ってくる情報。
どうしてここまで捻れてしまったのか。どうして捻れをより酷くしようとするのか。どうしてそれを放っておけないのか。
自分自身のやることのなさも相まって、思考にもならない思

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初夏を撮る

初夏を撮る



ワクチン接種の翌日、左腕の痛みと地味な不調が続いてほとんど出かけず。飯を作る気力が起きないままに夕方になって、ご飯だけ食べに近所へ出た。すっかり夏の匂いがしていて、19時前でもまだ随分と明るい。ふと、何か写真を撮りたくなって、適当に構えてみるも足元はイマイチ。ふと家のすぐ目の前にある木と空だけが映るように撮ったら、初夏の一枚になった。

現実を見る

現実を見る

人は如何様にでも自分にとっての現実を、都合の良い現実に書き換えることができる。切り取り方の問題だ。見たい部分だけを見る。見たくない部分を覆う。見たい側面だけを見る。見たくない側面を覆う。そんなことの繰り返しだ。

どんな人間だっていろんな側面を持っている。その人をどう評価するかなんて、その人を評価しようとする人がどう評価したいと思っているかに合わせて、その評価に値する側面だけを見れば良いだけのこと

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夜に奏でる

JUHA COFFEEにてかかっていたアルバム。
タイトルの通り、夜の穏やかな時間にぴったり。

そっと寄り添う

NHKで放送された『ひきこもり先生』を見た。

元々は敬愛する音楽家haruka nakamura氏が曲を担当されるということで、彼の音楽がドラマでどのように流れるのか聴いてみたかった。いくつかのPVを見る限り映像にはとても合う、というのはわかるが、抽象的な映像表現に合わせたものが多かったので、ストーリー性の強い作品の中でどう流れるのかと。

あらすじとしては、11年ひきこもりだった男がひょんなこ

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髪を切る、麺を啜る、雰囲気を飲む

髪を切る、麺を啜る、雰囲気を飲む

しばらく放置してボサボサだった髪を切りに行った。多分過去1番か2番くらいに長くなっていた。妻さんにミニモで見つけてもらった、無難にやってくれそうな美容師さんを予約。これまで何度か美容室は行ってみるものの雰囲気等々に気圧されて定着せず、すぐに床屋に舞い戻る有様だった。
店の雰囲気はいかにも、といった感じだったが、店員さんがとても細かく気を遣ってくれ、やること全部を説明してくれた。髪切る時ってプロにお

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毒を抜く

どうにも辛い。

もうコロナも五輪も宣言も中止も誰の意見も見聞きしたくない。少しでも情報を仕入れようとすると入ってくるこれらがしんどくて、もうしばらくまともにニュースを見ていない。誰も彼もが自分なりの正義を振りかざして、誰かの判断をバカにしたり無駄にしたりして。

こんな時代に大人を見ている中高生ってどうなっていくんだろう。これには純粋に興味ある。大人は間違えるということを、全員がわかってしまうよ

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音楽と酒を嗜む

音楽と酒を嗜む

ふらっと立ち寄った本屋で見つけた。BRUTUSがこの手の特集をよくやってる気がするのは最近のことなのか、以前からなのかはよく知らないが、あまりに言葉の並びが良くてつい買ってしまった。
かれこれ5年くらい前になるだろうか、北陸を旅していたときにたまたま立ち寄ったミュージックバーが、GINZA MUSIC BARの系列店で、とても良い雰囲気だったことを思い出す。ふとした瞬間、あの空気を再び味わいたいと

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線を沢山引く

真っ直ぐのつもりの線を、沢山引きました。
ひとつも真っ直ぐに引けませんでした。