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現実を見る

人は如何様にでも自分にとっての現実を、都合の良い現実に書き換えることができる。切り取り方の問題だ。見たい部分だけを見る。見たくない部分を覆う。見たい側面だけを見る。見たくない側面を覆う。そんなことの繰り返しだ。

どんな人間だっていろんな側面を持っている。その人をどう評価するかなんて、その人を評価しようとする人がどう評価したいと思っているかに合わせて、その評価に値する側面だけを見れば良いだけのことだ。

日々、その色が濃くなっていく。なんだか気持ちの悪い世界だ。

そんな世界から目を背けている自分自身もまた、自分にとって都合の良い現実を見ているだけなんだろうか。

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