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空を眺めるのが好き。

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死の恐怖を乗り越えた先にあるもの

死の恐怖を乗り越えられたら、思いきり自分の人生を生きることが出来るのではないでしょうか。 「死ぬのが怖い」「いつか必ず死ななくてはならないことが怖い」と自分自身の死に怯えて生きる人は多くいます。 それは一般的に言われるような「人間だもの、死ぬのが怖いのは当たり前」という感覚とは少し違います。 親や友人など大切な存在の死ももちろん恐怖する対象ですが、 根底にある「自分自身の死」に対する生理的な恐怖にとらわれてしまい、生活に制限がかかったり人生に行き詰まってしまう人が存在しま

    • その先にある希望

      前回の記事を投稿したのは、ちょうど1年前。 この1年の間に様々な変化があり、多くの下書きの記事を溜めながらも、なかなか投稿できる記事を書き上げることがなかった。 2024年の幕開けは、能登半島の大震災、そしてJAL機と海保機の衝突事故というあまりにも衝撃的なものだった。 家族で集う元旦に起きた自然災害。目の前で大切な家族を突然に亡くした遺族の方々を思う。まだ命あるうちに助けられる術もなく絶望にひれ伏したであろう遺族の方々を思う。空港での唐突過ぎる非情な事故で大切な存在を亡く

      • 安心して生きる メッセージ⑴

         数多くの臨死体験を探索し続けている私ですが、臨死体験者の様々な表現方法を通して、大切なメッセージを受け取っている。私が本当に大切だと思うこと、私にとってこの世で生きていく上で大切なことは、「安心する」に尽きるなあと確信する。そして、最近それに加わっているのは、「抵抗しない」・「信頼する」ということ。それぞれについて、どうしてそう思うのか、何をきっかけにそう思うのかを、少しずつシェアしていければ良いなと思っている。  何度も何度も同じ臨死体験談を動画で観たり(文字通り、何度

        • 信じたら楽になる「死の瞬間のレポート」

           「死ぬ瞬間ってこんな感じだったよ」と、誰かに教えてもらえたらどう思いますか? 私はとても安心します。 いくらそんなこと言っても、「臨死体験って本当に死んだわけじゃないんだから、それが事実かどうかなんて証拠がないじゃないか」と思う人は多いのでしょう。ですが、一つや二つの臨死体験を聞いただけで、断言できるものでしょうか?山のようにある臨死体験だけど、共通点があまりにも多いことを考慮すると、それってどう説明がつくのでしょうか。  私がこのnoteの記事で臨死体験について多くのこ

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        死の恐怖を乗り越えた先にあるもの

          親を亡くすということ、あれから1年半②

          前回の記事の続きで、このページでは実家を片付け手放し、引っ越しをしたことについて、簡単に記しておこうと思う。 前回の記事はこちら↓ 実家を整理したこと。 これほど心に負担がかかる作業ってあるのだろうか。 もちろん人によっては、断捨離のデラックスバージョンとして心機一転の大きな機会になり得るものでもあるし、私にとってもその効果がなかったわけではない。それでも作業中は、心がとても苦しく辛く大変だった。 母がこの世に生きていた証となる多くの品々。どれを残しておけるか私が判断しな

          親を亡くすということ、あれから1年半②

          親を亡くすということ、あれから1年半①

          母を亡くしてから2ヶ月後に書いた記事を、とても久しぶりに読み返した。 そうか。あの時の私は、なんか少しは大丈夫になって新たな一歩を踏み出したように感じていたらしい。いやはや、とんでもない。 母を見送り両親がこの世にいなくなったという現実は、あの後もずっと、じんわりと、そして時には凄まじく私を苦しめた。 むしろ、その後しんどい時期を過ごした記憶の方が今はっきりとしている。この記事を書いた当時は、ただ興奮(辛い思いが自分に与える刺激としての)が続いていたのだと思う。 その後の経

          親を亡くすということ、あれから1年半①

          臨死体験動画 Vol.5 〜Deborah King(デボラ・キング)

          アメリカの女性Deborah King(デボラ・キング)の臨死体験のインタビューを紹介します。 この動画を観たのは三週間前。登録チャンネルしているAnthony Chene(アンソニー・シェーン)の新作動画だった。彼のチャンネルには、多くの素晴らしい臨死体験インタビューが揃っている。 このDeborah King(デボラ・キング)の臨死体験は、私のツボにヒットしたというか、自分が必要としている癒しがたっぷりと含まれていて、「これは絶対に字幕翻訳を載せたい」と強く思ったものだ

          臨死体験動画 Vol.5 〜Deborah King(デボラ・キング)

          たとえ死の恐怖に囚われても。

          人の意識。 「何か」に意識を向ける。 その「何か」に意識が囚われると、そればかりについて考える。 スマホで検索するのも、その「何か」ばかり。 この囚われの度合いが強くなる。強制的にストップがかからない限り、ずっと囚われ続ける。 その「何か」が、「いつか必ず死ぬという逃れられない事実」になってしまったのが今の私。 トイレに行きたくなる。お腹がすく。眠くなる。 これらの生理的な現象のおかげで、一旦その囚われから逃れられることが出来る。 好きで意識したのではない。 ある日唐突

          たとえ死の恐怖に囚われても。

          「死ぬってどんな感じ?」というブログ記事を翻訳しました

          前回シェアしたナンシー・ラインズの臨死体験インタビューを繰り返し見ていましたが、彼女の著書「Awakenings from the Light(光からの目覚め)」も気になり読んでみました。読みやすくて、素晴らしい内容でした。 当然ながらスピリチュアルなものですが、実用的というか… ファンタジーに偏ったものではなく、私達が人生を歩んでいく上で何を大切にしたら良いか、どう生きていったら良いかを案内してくれる内容でした。 彼女が臨死体験後に綴っていたブログ記事をまとめ、それに加筆さ

          「死ぬってどんな感じ?」というブログ記事を翻訳しました

          臨死体験動画 Vol.4 〜Nancy Rynes(ナンシー・ラインズ)

          アメリカの女性Nancy Rynes(ナンシー・ラインズ)の臨死体験の動画をシェアします。 彼女はサイクリングをしている時に、スマホ操作しながら運転していた自動車に轢かれました。車に轢かれた際に、彼女の意識は分離しました。 病院に運ばれ手術を受けた時に、臨死体験をしました。 多くの臨死体験者が報告するように、それは夢をみているのとは違う感覚で、むしろ目覚めたような感じだったそうです。 彼女自身、この体験をする前は死を恐れていました。 宗教も信じることなく科学的な価値観で生き

          臨死体験動画 Vol.4 〜Nancy Rynes(ナンシー・ラインズ)

          臨死体験動画 Vol.3 〜Jose Hernandez(ホセ・ヘルナンデス)

          アメリカの男性Jose Hernandez(ホセ・ヘルナンデス)の臨死体験の動画をシェアします。 彼は電線工事の作業中におった怪我が原因で、後日症状がひどくなり救急救命室にて臨死体験をしました。2000年1月のことです。 彼は無神論者で、かつ、死んだら人は無になると思っていた人です。 そんな人だからこその臨死体験に深い感銘を受けました。 この動画は、オリジナル動画の切り抜きです。 元のインタビュー全編では、最近の出来事、死に瀕した日そして回復期間を経てからの心理カウンセラ

          臨死体験動画 Vol.3 〜Jose Hernandez(ホセ・ヘルナンデス)

          臨死体験動画Vol.2 〜Jane Thompson(ジェーン・トンプソン)

          アメリカの女性Jane Thompson(ジェーン・トンプソン)の臨死体験の動画をシェアします。 彼女は34歳のときに、激しい痛みと高熱で目を覚まし運ばれた病院で臨死体験をしました。 この動画以外の彼女の臨死体験の話をみていると、彼女はスピリチュアルな世界に関心を持っていたわけではなく、仕事に専念したり友達と飲みに出かけたりと普通に過ごしていた一般的な女性のようです。(普通の定義がなんなのかはさておいて、ですが) そして臨死体験のあと、今まで感じなかったこと見えなかったこと

          臨死体験動画Vol.2 〜Jane Thompson(ジェーン・トンプソン)

          臨死体験動画 Vol.1 〜Tricia Barker(トリシア・バーカー)

          アメリカの女性Tricia Barker(トリシア・バーカー)の臨死体験の動画をシェアします。 彼女は22歳のときに自動車事故にあい臨死体験をしました。 肉体から自分自身が抜け出るという幽体離脱、先に亡くなっている祖父とあちら側の世界で会ったこと、高次元の存在についてなどを報告しています。 スピリチュアルな感性が豊かな素敵な女性です。 この動画の作成者、Anthony Chene(アンソニー・シェーン)のYouTubeチャンネルはその他の臨死体験やスピリチュアルな内容に溢

          臨死体験動画 Vol.1 〜Tricia Barker(トリシア・バーカー)

          「死ぬのが怖い」 この感覚はなぜ起こる?

          数ヶ月前に臨死体験についての記事を書いていたのだけど、 今でも引き続いて臨死体験談を調べている。 「死」に囚われてしまっていて、今だに抜け出せずにいる。 1日中、そして毎日、「死」に振り回され、2年半が過ぎようとしている。 母が他界してからは、より一層現実感を増していて、母親を失った悲しみだけでも十分過ぎるのに、自身の死について思い巡らしてしまう自分を恥ずかしく思ったりもしている。 50代なのに…いい大人なのに。 少なくとも私の周りにいる知人友人は、死を恐怖している人がひ

          「死ぬのが怖い」 この感覚はなぜ起こる?

          臨死体験談が教えてくれる

          このところ毎日ずっと、臨死体験に関する動画をみたり本を読み続けている。 どうしてなんだろう、日本人の臨死体験の記録が驚くほどに少ない。 きっとあるはずなんだろうけど… 立花隆さんの「臨死体験」上・下巻も素晴らしいのだけど、いささか表現が古くなっていたり、証言そのものがあっさりしているように感じる。 もちろん実際の体験者が得たインパクトの大きさは計り知れないけれど。 そもそも日本人の「死」に対する感受性と、海外のそれとの違いに気づいた。 アメリカ発信の臨死体験談(Near

          臨死体験談が教えてくれる

          「死ぬ瞬間」と死後の生

          本を読んで何をどう感じたかとまとめることって難しいのだけど、残したい感情だから少しだけでも書いておこうと思う。記事内容が重複してる感もあるのだけど。 この記事のタイトルにもした『「死ぬ瞬間」と死後の生』というテーマそのものが私にとって心の奥底にある問いだったんだと今はっきりと自覚している。 幼少期に何をきっかけにして考え出したのかは思い出せないのだけど、人は死ぬということを意識して怖くなったことを覚えている。人は死んだら息をしていないのだから、自分も息が止まったらどうなるん

          「死ぬ瞬間」と死後の生