信じたら楽になる「死の瞬間のレポート」
「死ぬ瞬間ってこんな感じだったよ」と、誰かに教えてもらえたらどう思いますか? 私はとても安心します。
いくらそんなこと言っても、「臨死体験って本当に死んだわけじゃないんだから、それが事実かどうかなんて証拠がないじゃないか」と思う人は多いのでしょう。ですが、一つや二つの臨死体験を聞いただけで、断言できるものでしょうか?山のようにある臨死体験だけど、共通点があまりにも多いことを考慮すると、それってどう説明がつくのでしょうか。
私がこのnoteの記事で臨死体験について多くのことを書いているのは、自分のため。そして、自分と同じように「死ぬのが怖い」と感じる人のため。時には、これらの話は、大切な人を亡くした悲しみを少しだけ和らげてくれることもあると思っている。これらの記事は、自殺願望や希死念慮のある人へ向けたものではない。それは全くあり得ない。
今回の記事で紹介するのは、死の瞬間をレポートしてくれてるかのような記述です。アメリカの女性Rosemary Thornton (ローズマリー・ソーントン)のウェブサイトで掲載されている箇所の一部を訳してみました。実際に出版されている彼女の著書の一部が、ウェブ上で掲載されているのです。最下部に掲載元のリンクを載せているので、英語に抵抗ない方は是非みてみてください。
私は、彼女の著書「Remembering The Light: How Dying Saved My Life」を読みましたが、素晴らしい本でした。
夫の衝撃的な自死の後、ローズマリーはおよそ29ヶ月を恐怖とPTSDに苛まれて、生活がままならなくなりました。それほどの苦しい時期を経て、新たな人生を歩むきっかけとなる臨死体験をしたのです。自ら、意図的にではありません。婦人科系のガンと診断され、生検手術を機会に出血多量状態になり、心停止してしまったのです。臨死体験の後、ガンの病変はなくなり、奇跡的な治癒が起こりました。何よりも大きなヒーリングは、彼女が苦しみ続けていた、配偶者の自死による壮絶な苦しみから回復したことでした。
自分自身も意図的に死のうとするどころか、残された人へ苦しみを与えない道を選んだ末の結果でした。その結果、新たな人生が始まるのですが・・・彼女の幸せを心の奥底から祝福する思いでいっぱいになります。
この著書を誰かが翻訳する予定はあるのでしょうか?
(翻訳学校で翻訳を学んでる身なので、興味津々です)
以下、ウェブサイトの一部翻訳です。
ここにある記載は一部ですが、自分の体から意識体のような自分(魂とかスピリットとか表現は色々)が抜ける時に音を聞いた臨死体験者の話は何度か読んだことがあります。感知するという感じなのでしょうか。
臨死体験者たちは、体から抜けた後にも、目や耳がないのに見たり聞いたりしますから、本当に興味深いと思います。
ここに掲載したのは死の瞬間について書かれてる箇所ですが、その後、意識を取り戻す前の臨死体験も美しいです。
彼女のストーリーの素晴らしさは、臨死体験ももちろん美しいのですが、臨死体験をする前の暗黒な状態から、その後の生まれ変わったような新しい人生への変化です。人間は変わることが出来る、きっかけや変化のスピードは人それぞれであっても、「変われる」という希望を持てることは素晴らしいことだと思うのです。
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