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あなたの骨盤の傾きはどのタイプ? 「反り腰」の言葉の意味は?

よしながです。

今日は 良い姿勢をとるために 
とてもとても大切
骨盤の傾き についてのお話しです。

あなたの骨盤は どのタイプですか?


と、その前に、

『反り腰』という言葉の使い方について


今は、姿勢に関する本や記事を見かけることが多くなりました。
(とても嬉しいことだと 思っています)
少し、気になっているのが、
『反り腰』という言葉の使い方について。

反り腰とは、文字通り、
反っている腰 のことだと思うのですが、
腰は元々、生理的前弯 と言って、
腰の骨(基本的に5つ)が前にカーブした状態
反っている状態です。

そのため、反り腰とは、
通常の生理的な前弯よりも、もっと反った状態を言っている
と 認識しています。

ここで、問題なのが、
反り具合、言い方を変えると、反りかた の違い
については あまり言っていないのです。

私は、反り腰を、
骨盤が前に倒れて(前傾ゼンケイして)、生理的前弯が増加した状態 (スライド①の姿勢)だと認識していますが、
骨盤が後に倒れて(後傾コウケイして)、腰の骨の下部分の角度が増加した状態(スライド③の姿勢)も混合して
反り腰と話している方もいます

この下のスライドの ① と ③ の姿勢のどちらに対しても
反り腰 という言葉を使っている場合があります。

①と③は全く違うタイプですが、混合して反り腰と言われることがあるので 注意が必要

これの何が問題か?と言うと、
本や記事などを参考にして、セルフトレーニングを行う際に、

ご自身の姿勢の評価を間違ってしまうと、
必要なトレーニングを間違えてしまう可能性があるということ。


特に、あなた自身が反り腰だと思っている場合
に、
本や記事などを参考にして セルフトレーニングをする場合には、
その記事がいう反り腰と、あなたの反り腰が一致しているか
確認するようにしてください。

大切な時間を使って トレーニングするのなら、
ご自身の身体に必要なトレーニングをして欲しいなと
思います。

話を戻して、

あなたの骨盤のタイプ、傾きは?


ざっくり、分けると、(スライドを参照してね)

①骨盤が前に倒れているタイプ
②骨盤の傾きが理想的なタイプ
③骨盤が後に倒れているタイプ で 且つ 骨盤が肋骨よりも前にあるタイプ
④骨盤が後に倒れているタイプ で 背骨全体が丸くなっているタイプ


②の骨盤の傾きを目指そう

①から④のどの骨盤の傾き方 に、当てはまりそうですか?



評価するための 上前腸骨棘 と 恥骨結合が 難しいですよね。

上前腸骨棘(じょうぜんちょうこつきょく)ですが、
(名前は覚えなくて大丈夫です)
❶骨盤の前方に出っぱったグリグリした部分
下の写真で確認してみてましょう。

お腹が出ている方も、このグリグリ部分 ちゃんと触れられます。
ご自身の骨盤を 前から、そして少し外側から、
ゆっくりと、手のひら全体で、圧迫する時に、触れる硬い部分
骨のグリグリ部分です。
略して 前方グリグリ。(ネーミング。。)

❷次に恥骨結合(チコツケツゴウ)について
左右の太ももの付け根(鼠径部ソケイブ)をつなぐ部分にある
股(マタ)部分の硬いホネのところ。(正確には軟骨です)
チコツ。
目視で オッケー です。

この、❶前方グリグリ と ❷チコツ が
横から見た時に、垂直に一直線に なっている
理想的な骨盤の傾き です。

ご自身では、❷チコツ を 目で確認しながら、
❶前方ぐりぐりの位置を動かして
❶と❷が垂直になるようにしてみてくださいね。


姿勢にアプローチするには、
土台が大切。

腰の痛みにも大きく関わっている 骨盤の傾き。

座っている時も、立っている時も、
ほんの少し、姿勢を意識して、アプローチして
腰痛 や 脊柱管狭窄症 や 腰椎椎間板ヘルニア の予防に
繋げてもらえると嬉しいです。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

hikari整体サロン
吉永 光恵


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