誇り　〜金農旋風〜

高校野球が開幕だ。
高校野球といえば、2018年、100回目の甲子園、秋田代表・金足農業高校の金農旋風だ。

私の地元でもあり、沸いた。宮根さんが「金農」と言い、各局のニュースキャスターが、「金農」と言う。凄いと思った。話題に余り登らない秋田県だが、「金農、良くやった！凄いぞ！」と、宮根誠司さんが言っているのを見、涙ぐんだ。

2018.8.21
決勝、金足農業対大阪桐蔭。
吉田が初回に3点失い、投球35球を超える。
4回、宮崎仁斗の3ランで突き放される。
5回、根尾昴の2ランで長短打を浴びて6点を失い、降板。
もう、この時点で吉田の肩はどうだったろう。
2ー13。
準優勝。
金農は秋田初をやってのけた。
大差を付けられたが、大阪桐蔭、ありがとう！
そして、金足農、頑張ったよ！ほんとに頑張った！

涙が止まらなかった。

そして、高校野球情報誌『報知高校野球』は、大阪桐蔭、金足農両校の、2バージョンの表紙を設定し、発売。

10.25
ドラフト会議で吉田が日ハムから1位指名

11.28
秋田県民栄誉章を受賞。

これは、私の人生に多大な影響を与えた。
忍耐、ストイック、栄誉、そして頑張る力。
この甲子園の試合を見たとき、運なんて関係ないかも、と思えた。運が良かったら、もっと格下の高校と当たってる。並みいる強豪校と戦って、勝って来ているではないか！実力。それが、自信となって、金農にはあったのだ。吉田にはあったのだ。

「あきらめたらおわりだよ」

そんな言葉が、今、脳裏に浮かぶ。

今年はどんなドラマがあるのだろうか。
涙を流す高校球児を見て、また今年も力を貰おう。

余談ですが、地元には「金農パン」が売っています。金足農の生徒と、ブランドがコラボしたパンです。美味！！美味しい！！
秋田へ来た場合はこちらもオススメ！！