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【読書記録】文章を書きたいと思わせてくれた本 / 書く習慣

久しぶりに読書感想の記事投稿。今回はこちらの本です↓

昨年末に本屋で平積みされていて、表紙のかわいさとゆるさに惹かれて気になっていた本。最近やっとKindle版を購入し、読み終えたので感想を書いていきます。

書くことへのハードルをとにかく下げてくれる

①自分語りをするために書いていい

私は1年半ほど前に投資や資産運用に興味を持ち、投資用のTwitterアカウントを作って投稿を始めました。
少しずつフォロワーさんとの交流も増え、これまで見る専だった私が、Twitterの楽しさを知ることができました。

でも、私は色んなことに興味関心が移りやすいタイプ。
最初は投資や資産運用のことをメインにつぶやいていたけど、だんだん別のことに関心が移っていきました。そして元々好きだった読書や音楽のことなど、少しずつ色んなことをつぶやいてきました。

私と好みが近いフォロワーさんもいらっしゃって、趣味全開なツイートをしても共感してもらえるのがすごく嬉しかったです。

でも心の片隅に「投資用垢なのに、投資と関係ない自分の好きなことばかりつぶやきすぎでは…?」という引け目がありました。
そんなこともあり、少しずつ投稿の頻度が下がっていき、最近は「何もつぶやくことないな…」と思ってしまっていました。

これまでの半生を綴った自伝、自分の夢を大々的に語ったスピーチ、日常的に感じた気持ちを吐露するエッセイ……。
こうして並べ てみると、世にあるもののなかに、いかに「自分語り」が多いかがわかると思います。
だから、「自分語りになっちゃう……」なんて悩むことは杞憂です。

(Kindle版 p.27)

本著のこの内容を見て、少しホッとしました。
誰かの役に立つ文章の前に、自分のために書いていいんだと思えました。

とはいえ、Twitterは私の趣味に興味ない人ももちろんいると思うので、自分語りをがっつりしたいときはこのnoteに書いていこうと思います。

②どんな形でもいいから終わらせる

どんな形でもいいから、今取り組んでいるものに幕を引いてあげること。

(Kindle版 p.42)

本の中でも、著者のいしかわさんの元に「どうやって終わればいいのか分からない…」と相談が来ることがある、と書かれていました。

私も同じで、noteでもTwitterでも、途中まで書いたけどどう終わらせるのか方向性を見失い、書きかけになっているものがたくさんあります…。

どうせ自分の文章なんだから、かっこいい締めの一文を書かなくてもいい。
「何だかうまくまとまらなかったけど、これで終わり!」と書けばそれでいい。

こう思えると、かなり書くことが楽に思えてきました。
書きかけになってしまっているTwitterの投稿やnoteの記事を、強引でもいいから終わらせてみようかなと思います。

③平凡な毎日を「ラベリング」する

コロナ禍で思うように出かけられない日々が続いています。
元々家が大好きな私はさらに拍車がかかり、休日は家に引きこもっていることが多いです…。

そうすると、全然何もしていないなと思えることが多いです。
でもよく考えてみれば、何もしていない日はないわけで。

言葉で定義することで、「なにもなかった日」が「なにかあった日」になる。

(Kindle版 p.197)


人生のなかで、そうそうドラマティックな出来事は起きないけれど、言葉で 脚色してあげればドラマティックになる。

(Kindle版 p.197)

小さなことでもいいから、心が動いたことやいいなと思ったことを言葉にすることで、なにもない日はないんだなと気づくことができました。

私なりに普段の休日をラベリングしてみました。
「部屋の掃除をして部屋が明るくなったと感じた日」
「音楽をたくさん聴いて癒された日」

確かになにもしなかった日はないし、こうやってラベリングすることで、小さな自分なりの幸せにも気づけそうだと思いました。


最後に

本著を読んで、何気ない日常も文章にしたいと思えることができました。
巻末にある『「書く習慣」1か月チャレンジ』という30日分のテーマも面白そうなので、書いていきたいです。

また、ビジネス書と違って文章が堅苦しくないというかやわらかいので、読書が苦手な人でもサクサク読めると思います。

最近SNSで発信してみたいけど自分の意見が書けないという人や、私みたいにSNSの方向性が分からなくなった人にぜひ読んでほしいです。



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