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クリーンファイターズの軌跡 ~限られた予算で強いチームを作る!~ 1

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

平成14年、TOSENラグビーチームが
「クリーンファイターズ」とチーム名を変更、
社会人クラブチームとして新たなスタートを切りました。
早いもので、あれから20年近くの年月が経とうとしています。

クラブ化しても、22名のレギュラーメンバーが揃わなかったこと。
全くの初心者から、ラグビーを始めた選手がいたこと。
資金面に余裕が無い中、工夫と努力で乗り切ったこと。

数多くの思い出が詰まっています。

チームの目標も、またその目標を達成する術も、
誰一人現実味が沸かない中でのスタートでした。
楕円のボールを一生懸命追いかけ、またいつの日か、
日の当たるステージでラグビーがしたいと、
そんな思いを抱いて走り続けました。

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このnoteにて、私が社会人ラグビーチームのGMとして、
クリーンファイターズを教育と仕組みで、
JAPANトップイーストまで導いた実績をお話していこうと思います。

みなさんは、社会人ラグビーチームを強くするためには、
何をするのが効果的だと思いますか?
ざっくばらんにお話してしまうと、
一番効果的なのは「お金をかける」ことになるのです。

社会人ラグビーは、会社に所属して行うスポーツです。
選手それぞれが仕事を持ち、
就業時間後や休日など、限られた時間の中で活動しています。
チームは会社の所有物で、予算の中で運営していくことが求められます。

海外の強い選手を獲得したり、有名な指導者に依頼をしたり、
勤務時間に融通を効かせて、練習の時間を多く取ったりと、
お金をかけて、物理的に環境を作ってしまう訳です。

お金が続くうち、例えば景気が良く、
会社の理解を得られているうちは、とてもうまく進むかもしれません。
しかし、お金が続かなくなればどうなってしまうでしょうか?
強い選手も有名な指導者も、すべて去ってしまいます。

限られた予算で、強いチームを作り上げる経験は、
企業の中で、自ら考え動く、強い組織を作っていくことに通じます。

長いお話になってしまうかもしれませんが、
気楽に、お付き合いいただけると嬉しいです。


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