見出し画像

「考え方」を考える 1

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表日原達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

人生や仕事は、考え方次第で未来の結果が大きく変わります。
私は、それ以上に普段から無意識に発する言葉が大切だと思っています。
どんな言葉を普段の会話で口にしているでしょうか?

京セラや第二電電(現KDDI)の創業者でもあり、
日本航空(JAL)を再建した稲盛和夫さんに
「考え方」という著書があります。
稲盛さんの著書はたくさん読みましたが、
これが一番こころにずしんと響きました。

稲盛さんは冒頭に、
「本来、人生とは素晴らしい希望に満ちているものです。
   未来に希望を抱き、明るく積極的に行動していくことが、
   仕事や人生をより良くする第一条件です。」と書かれています。

稲盛さんが京セラを創業されたのは、終戦から間もないときでした。
街は廃墟のようにすさみ、明るい希望も抱けない、そんな時代です。
今はコロナ禍により危機的な時代となり、
やはりなかなか未来への希望を抱くことが難しくなっています。

経営者も、そして社員もなかなか本業の仕事ができません。
出社することも、人を集めることも難しいため、
飲食業や観光業、イベント業などのサービス業はより厳しいです。
研修講師などはほぼほぼオンライン講座にシフトしています。
スクラムヒューマンパワーでも
様々な仕事の案件が入り始めましたが、
コロナ禍の影響でお客様もリスク回避に頭を悩ませています。

そんな時は、どうするのがよいでしょうか?
まずは一度、自問自答してみてください。
できるだけシンプルな答えを見つけて、最適化を進めましょう。

マスクや手洗いうがいを徹底し、
「絶対にコロナを圧倒する、コロナに打ち勝つ」
などの強い意志を持ちましょう。
ストレスを減らし、副交感神経を優位に保てば免疫力も高まります。

また、逆境は人を成長させ、強靭な精神を築くことができます。
「人の本質は、正しいことを正しいまま貫く」です。
困難に直面したときほど、どちらに進むかは
自分自身の考え方にかかっています。
あなたの判断基準にかかっているんです。

自分だけが良ければいいという利己的な人は、
常に揺れ動き不安感が強く、心を左右されます。
一概には言えませんが、特別な理由なく転職が多い方は、
利己的な考えが心を支配しているかもしれません。
しかし悪いことではありません。
考え方の教育を受けていないので、仕方がないことです。
未学習なだけなんです。

画像1

人間は本来弱いものですから、環境やルールに反応的になります。
強い意志を持つことで、多少の理不尽や逆境、不況も、
「考え方」次第で自ら正しい方へ導き、
闇を照らす光、リーダーになります。
リーダーは、いずれ企業、社会、人生の羅針盤となっていくのです。

稲盛さんは人生の方程式として、
「人生・仕事の結果 = 考え方×熱意×能力」と伝えています。
一番先に来るのがこの「考え方」なのです。

次回も、ラグビー監督時代の実体験を踏まえた、
実践で使える人材育成について、お伝えいたします!


サポートいただけたら幸いです。 よりよい学びや情報をお届けするために使わせていただきます。