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選択と集中

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

スクラムヒューマンパワーは、人材総合サービスを根幹に
いくつかの事業を展開しています。
私自身が多動性の人間なので、なんでもやりたい、
挑戦したい気持ちが高いのです。

どんな事業を展開しているのかというと、主に以下の通りです。

●労働者派遣事業:派19-300267
●有料職業紹介事業:19-ユ-300148
●アウトソーシング事業(請負、委託)
●アスリート人材採用エージェントサービス
●特定技能人材紹介(インドネシア・ベトナム)登録支援機関申請中
●人事採用代行マッチングサービス(面接・採用選考・研修)
●人事採用WEBマーティング(ホームページ制作/SNS運用)
●人材育成・理念経営コンサルティング(企業、スポーツ)
●理想の組織、チームづくりデザイナー、プランナー
●企業マッチングサービス(事業承継・製品・商品)
●農業全般 栽培、収穫、販売(ECサイト)耕作放棄地の活用

法人化して1年が経過しました。
スクラムヒューマンパワーの強みを見極め、
そこへ経営資源を集中することが大切であると、最近切に感じています。

お客様より、様々な案件を頂戴します。
何を判断基準にするか、非常に悩ましいときもあります。
企業ですので、まずは「利益をもたらすのか?」
「実現する可能性はあるのか?」左脳を使ってロジックで判断します。
そして次に「企業理念との整合性」をイメージで判断します。
こちらは右脳任せです。

「社会に対する貢献度」「お客様のワクワク度」
両方のバランスも大切です。藪から棒になんでも手を付けて、
中途半端になってしまっては、ベンチャー企業である私たちには
資金を圧迫するだけになってしまいます。

「選択と集中」とは、自社の強みが発揮できる分野を見極め、
そこに経営資源を集中投下することで、
経営の効率化や業績の向上を図る手法のことを言います。

ベンチャー企業であるうちは、経営資源の分散をやめ、
自社が勝利する可能性の高い領域を選択し、
そこに集中することで競合差別化を目指します。
自社の営業活動の中核となる分野を選択し、そこに力を入れることによって
事業の発展を目指すことが大切であると痛感しています。

選択と集中という考え方は、もともとドラッカーが提唱したもので、
そのコンサルティングを受けたジャック・ウェルチが
実践によって広めたものです。

英語では「Selection and Concentration」や
「Concentration in Core Competence」と訳されており、
特に後者の『Core Competence(コア・コンピタンス)』という概念は、
他社が真似できない独自の技術やスキルという意味で、
後の経営学に大きな影響を与えています。
ジャック・ウェルチ率いるGE社もこの戦略を実行したことで
飛躍的に成長し、世界に名を轟かせる有名企業になったといわれています。

では、選択と集中のメリットとは何でしょうか?
一つ目は、経費を削減できることです。
経営資源を特定分野に集中させることにより、
業務プロセスの最適化や組織構成がシンプルになるため、
経営コストの削減につながります。

二つ目は、事業価値を最大化できることです。
経営資源の一極集中や有効活用によって事業価値を最大化できます。
事業価値とは、投資している経営資源から
得られる利益(リターン)のことです。
選択と集中によって不採算部門を切り離したり、
縮小したりすることによって収益が改善し、
強み分野から多くの利益を得ることで事業価値が増大します。

そして最後に、イノベーションの創出につながることです。
選択と集中により、新しい切り口での考え方が生まれ、
イノベーションの創出へとつながります。
創意工夫が生まれやすくなり、
それがイノベーションへとつながるわけです。

スクラムヒューマンパワーは「特別なサービス」を
提供できるように日々思考しています。
選択すべきもの以外は、神道的に「祓い」ます。
判断基準は、損得ではありません。
「徳は本なり、財は末なり」を基本ベースにしています!


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