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‘‘楽しさ‘‘と‘‘もやもや‘‘から見えるコト?農家さんを訪ねてvol.2

千葉の農家さんへ訪問&お手伝いしに行きました!!
そこで、知ったこと、感じたこと、考えたことを物語みたいに、シェアしたいとゆるゆると綴っていきまする~

野菜がつくる未来のカタチ:チバベジ」の拠点である、おもてなしラボにお世話になりました!!
鳥海さん、みかさんいつも本当にありがとうございます!ちなみに、住民が増えていました!

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↑ちなみに、わたしにはなついてくれない……(笑)


今回お世話になった農家さん➤
サクラレンコンさん〇小野沢さんと農家の団体さん
TKG小川農園さん

お忙しいところ皆さん快く受け入れしてくださって、本当にありがとうございました㎜


▶主なお手伝いと感想

〇サクラレンコンさん

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以前のイベントから、ぜひお会いしたい!と体験させていただきました!ありがとうございました!!
レンコン洗いをお手伝いさせていただきました!レンコン洗いは一つ一つ、手作業で!朝早くから手掘りでレンコンを毎日300キロぐらいとれるそう。
レンコンは縁起が良いとされており見た目が大事で、傷などがつくと価値が半額になってしまうそう、、、経済の仕組みすごいなと思う場面でした。
後日、サクラレンコンさんには関西で小学生と松本農園さんを繋いでオンライン授業をしました、、!小学生は本当に興味津々ですごく面白う授業ができました!!少しだけ日々の生活に思うことあったかな、、。

▶PVが素敵すぎる
https://www.youtube.com/watch?v=mzhdbhJzF_Y&feature=emb_logo

〇小野沢さんと農家の団体さん

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私たちは草刈りをお手伝いしました~!
植物をよく見て栽培することをとっても大切にしている昔からの挑戦者の農家さんのお話聞けた面白かったです!
畑を貸し出して、自分で作って販売してみるプチ起業、就農体験事業をやりたいって言ってて本当にできたら素敵すぎる!
そのあとは、一緒に自分たちで農業をしつつ、地域の耕作放棄地をなくすために活動していらっしゃる皆さんと、お芋ほりをしました!
これにポテカルゴに乗れる機会は多分一生なかったので楽しかったです(笑)!

地域というのは住んでいる人が作っているから、地域の人がいかに活発であるかがすごく重要なことであるなあ、、と。
私達が食べている物がどこからきているのかということを振り返られる時間でした。

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→ポテカルゴ!!!!

〇TKG小川農園さん

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草取りと収穫と、農業見学をさせていただきました!
水耕農業・無農薬・慣行農業3つで行っているバランスの農家さんですごく面白かったです!!
それぞれにメリットやデメリットがあって、だからこそメリットを十分に生かす意味のある戦略的な農業でしたし、こうした農業をされている方がいる事に驚き、、、東京のお知り合いの方のお店で出ているそうなので今度食べに行きたい、、!
いろんなお野菜に挑戦する姿や今後の進む方向性の考え方など、等身大のお話を聞けて本当に学びになりました!!!

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▶以下全体を通してちょっと考えたこと・・・

☆農家さんは経営者さん
当たり前だけど、気づかなかったこと。たとへば、今までは自分が食べようとしていた、キャベツはすべてキャベツだし、サツマイモだったらすべてサツマイモ。(何からできているのかわからないものがたくさんだけど。)

でも、農家さんによって、どうやってつくるのか、何を作るのかの選ぶ基準が違うから、野菜一つとっても全然違う!つくられたものが農家さんの自己表現になっているんだな―と。そのうえである、自由と責任。

そんな風に1人1人農家さんの性格、考えがすべてそれぞれの野菜で表現されていることを改めて。


☆食べ物の経済や生態系
無農薬のお野菜をお店やスーパーで販売する際、値段は普通の野菜とあまり変わらず販売するそう。そうでないと、売れないから。日本の食が安全だといわれている分、差別化されないからでは?そんな日本でも、スーパーに慣行野菜と並んだ、少し高くなっている野菜を手にする人はいる。

海外(特にヨーロッパ)では、無農薬野菜の価値は本当に高く、値段もそれなりにするため、日本で無農薬の野菜の値段が普通の野菜とほとんど変わらないのがすごく不思議らしい。

差別化するために無農薬の認証マークをつければ!と思うけど、認証マークはお金がかかるため、つける人はそんなに多くないらしい。確かに、認証マークをつけるのは大きな企業の方がつけているし、向いている気がする。

だからと言って、農薬を使うのがすべて悪いわけではなくて・・・。日本の農業経済の支えている部分を考えると、本当にバランスが大切なのかもしれない。


☆食べ物は作りすぎ!?
食べものが残ること、食べ物がたりないこと。その二つの事象が同じ世界に存在している現状。
それを問題としたときに、その問題を解決するには何が必要なのか、、、?それは、食べ物を無駄にしないようにしよう!とする人の意識なのか?
それとも、食べ物が全員にくばることができるような仕組みなのか?

農業人口が少ないから!といって就農をすることが全ての問題解決ではないかもしれない。お米を作りすぎて、単価が下がってしまうからと減反政策をしている。
日本のライフスタイルが変わり、お米の消費量もだんだんと低下。農業が変わっていくべきなのか。それとも消費者が変わっていくべきなのか。どちらもを両立する道をさがすのか。

ちょっとまだまだ勉強不足。。。


☆CSA農業の可能性と難しさ

<CSAとは>同じ地域に住む農家と消費者が、共に農業の恵みとリスクを分かち合うことを目指して生まれた新しい形の産直システム。農業は自然のその年の作物の収穫量や売れ行きによって収益が大きく変動してしまうので、定期的に地域の人が農家さんのお野菜を購入することによって安定的な収入を得ることが大切。英語にすると「CSA」(Community Supported Agriculture )。CSAはアメリカやヨーロッパを中心にここ20年ほどで急速に広まってきた仕組みで、地域の消費者が種の購入なども含めた生産コストを受け持ち、農家が生産した野菜などを分配。農家は収穫分の販売先が確定し、消費者は新鮮な野菜などが農家から直接届き、豊作ならお互いのメリットはより大きくなる。

地域に関わるステークホルダーは様々で、その一人一人が違うバックグラウンドを持っている。だから、仕組みをつくるための対話が本当に重要で、その重要性をわかっていながら人々を活かすことは本当に難しい。
しかし、消費する側と生産側がみえる仕組みを作っていくことで、それぞれが誇りを持つとこができる。そんな農業を中心としたコミュニティが地域の人々の活性化になる可能性があるのかもしれない。

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こんな感じで(適当、、、(笑))
「現場」を見たことで考える要素がたくさんありました。それは、社会のことであったり、自分のことであったり。経済学、社会学、生物学、文化人類学、経営学、化学、倫理学・・・様々な結びついていることを感じます。

それを忘れないように、ゆるゆる書きました。
まだまだ、知識も思考も浅いので、どんどん他の方の意見を伺っていければーと思っています。


最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!

貴重すぎます!!(笑)



#農 #自然 #SDGs #教育 #ソーシャルビジネス #国際協力 #エシカル

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樋口彩加(ひぐちさやか)
国際ボランティアでタイ・フィリピン・カンボジアなどへ渡航。ソーシャルビジネスを学びに経営者の方々への訪問。社会貢献という分野で、持続的に自分を表現していける環境づくりをしたくてNPO法人the peace front運営にジョイン。

最後まで本当にありがとうございました!!


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