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怒らない育児は『何してもいい育児?』なのか。

こんにちは。今日もゆるく「怒らない」育児しています。

「怒らない育児」と聞くと、「何をしてもいい育児」「何でもあり育児」と混合されがちなので、今回はこの点について書こうと思います。

怒らない育児=「何をしてもいい」ではない

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当たり前ですが、怒らない育児は何をしてもOK!放任!というスタンスでは決してありません。

命の危険や大怪我する可能性が高いことや他人や他人の大切なものに危害を加えるおそれがあることは、もちろん制止します。

その他、日常の些細な事、例えばご飯中にテーブルの上に乗るとか、外で靴を履いたまま椅子に乗ろうとするとか、その場にふさわしくない行為の数々を全て許容する育児では全然ないです。

でも子供というのは危ないこと、大人が望まないこと、その場にふさわしくないことを日々するもの。我が娘(2歳)も、それなりに困ったことや悪いことももちろんします。

ではそんな時も、基本的に怒らず過ごしています。

悪いことをしても怒らない

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何をしても、あるいはしなくても基本的に感情むき出しで怒ることはないです。

悪いことやふさわしくな行動や子供なのでそれなりにしますが、そんな時も努めて冷静に、理性的に、分かるようにお話をします。

もちろん差し迫った危険がある時は反射的に『危ない!』『だめ!』と大きな声を出す時もあります。その瞬間は怒りが少し入るかもしれませんが(私は全然悟ってないので笑)瞬時に消えるレベルの怒りです。

ガミガミあるいはネチネチ感情で怒鳴ったり怒ったりすることはしません。
ただ、分かるようにお話をします。

具体的には、その行為がどういう結果をもたらすか、何故ダメなのかを伝え、『では、どうしたらいいか』を具体的に伝えるようにしています。

反省してもらうことも確かに大事ですが、過ぎたことは過ぎたこと。
フォーカスするべきはしてしまったことよりも、次回同じような場面でどうするべきか、ここだと思う。そしてこのプロセスに、怒りは全く不要と考えています。

何故、怒らないか

なぜ怒らないかと言うと、身も蓋もない話ですが

怒っても意味がないからです。

これは主観ですが、感情で怒っている人の話って全然聞きたくないし一刻も早く終わって欲しいと思う(身に覚えもある笑)。反対に、理性的に良くなかったことや正しい行い、次はどうするか一緒に考えたり教えてくれる人の話は聞く気になる。これは子供も同じでは?と思ってます。

早くこの瞬間が終わって欲しい、ごめんなさいって言えば済む等、その場を取り繕うだけではあまり「怒り」に意味があるとは思えません。『反省してるフリ』だけが上手くなるなんて親も望まないしね。
今回は詳しく書きませんが、子供の自己肯定感にも関わる問題だと思います。怒ってしまった自分を責めるなら自分の自己肯定感も下げますね。

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必要なことは。良くなかったことを本人が認識して、次回同じことをしないよう助けること、これだけと思ってます。

怒りという感情抜きに落ち着いた口調でお話して、良くなかったこと、同じ場面でして欲しい行動を伝えると、2歳でも理解して同じ行動をしなくなりますよ。

時には繰り返すこともありますが(テーブルに乗るとかw)、その都度何度でもお話して分かるまで伝えていきます。繰り返し伝えていくうちに、そのうち辞めてます^^

ご飯食べないとか、寝ないとかは怒っても意味がないし、怒ったところでむしろ逆効果なのでそもそも怒りません(食べてくれるように努力はするけど、命の危険がないレベルならまあOKってことにしてる!)。

まとめ

・怒らない育児は何をしてもOK育児ではない
・感情で怒らず、分かるように話す
・ダメ!ではなく具体的にとるべき行動を伝える

ママの怒りやイライラ、感情のコントロールの仕方などなどは怒らない育児マガジンにも書いてるので気になる人はどうぞ!

私はまだ完璧では全然ないけど、イライラ怒りに気づいて手放したら育児も数段楽しくなりましたよん。

怒らない育児マガジン

慈悲の育児を目指して

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私はお釈迦様の教えを育児に活かしているので、怒らずに慈悲の心での育児を目指しています。

でも、ただ怒らない・叱らないだけの育児は本人も困ることも多く、周りにも迷惑になったり危険も大いにあるので慈しみとは言えないと考えています。正しくない行いや悪いことはその都度、正しい行いや態度がどんなものか教えてあげることこそ親が示せる慈しみだと思っています。

怒鳴らなくても、怒らなくても、子供を育てることは可能です。娘はまだ2歳ですが、お話よく聞いてくれますよ^^
むしろ感情的に怒るよりも子供の理解も早く、時間など全てにおいてスムーズなので「怒らず、お話する」試してみてくださいね。

怒らない育児は下記書籍を参考にしていますので、是非こちらも読んでみてください。

参考書籍
怒らないこと
一生役立立つブッダの育児マニュアル

それでは穏やかに過ごせますように!

インスタグラム(娘の写真と日々の育児の様子)

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