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漢方シリーズ02:気象病対策(一部追記)

200925 追記部分は一番最後の方になります。

以下本編

台風12号の接近で、気圧が上がったり下がったり。

湿度も高いし気温の変化もでかいして不具合多発。

こんな風に天気の変化に弱い人…つまり自分の事だが…に向いた漢方薬を紹介するぞ!


一番手!五苓散!

気象病といえばまずはこれ。体内の水分の偏りを調節してくれる。乗り物酔いやVR酔いにも効くぞ!

余談だがよくめまいをしたり乗り物酔いしやすい体質の人はVRゲームを毎日30分程度遊ぶと三半規管の訓練になるって耳鼻科のお医者さんが言っていたぞ!…あれかな。ソ連時代の宇宙飛行士がぐるぐる回転する機会で特訓していたような理由かな…


二番手!半夏白朮天麻湯!

基本的なメカニズムは五苓散と同じ。そこに加えて頭痛や肩こりがある時にヨシ!


サード!苓桂朮甘湯!

これも基本メカニズムは上の2つと似ている。違いとしてはシナモンで体を温めて脳へ流れる血を増やすタイプだ!冷え性や貧血を伴う人向けだぞ!


番外!救心

キューシン ♪ キューシンでおなじみの救心。これも立派な漢方である。こちらは上3つのように水分調整式ではない。心臓のPOWERを上げて、体の下にさがった血を上…つまり脳へ押し上げる方式だ!

余談にはなるが水戸黄門の印籠には救心の元ネタである成分が入っているという(諸説あり)。ご隠居さんも良いお年なので心臓力が下がった時に使っていたのかもね。


他「意外にも気象病に効く漢方」は他にも多く存在するが、それらの殆どは体質(漢方的にいうと証)にあっていないと効果が出てこない物ばかりなのでここでは述べない。

さて、問題はどこでこれらの漢方をゲットするかだ。


一番安上がりなのは、一般内科や耳鼻科で貰う方法。気象病の多くはめまいを伴う…つまり耳の中の三半規管が影響している。という事は内科…特に耳鼻咽喉科の範疇であるのは間違いない。保険が適用される既製品を出してもらえる。

同じくらい安上がりなのは漢方内科で貰う事。保険適応内で体質(証)に合わせて、既製品ではあるが他の選択肢も提示して貰えると思う。問題は漢方内科もピンきりだし、そもそも漢方内科が少ない。

そして保険は効かないがセルフメディケーションや年末調整の医療費控除が使えるかもしれない方法:

1、漢方薬局:保険は効かないが患者の体質(証)に合わせたオリジナル漢方を調合してもらえる。今回羅列した漢方を手に入れる方法の中では一番お金がかかるが、気象病だけではなく、気象病を発生させない体質改善もできる。つまりクオリティ・オブ・ライフが向上すると考えれば色々なメリットがあるので、もしかしたらある面からすると一番安上がりな方法かもしれない。

2、一般的なドラッグ・ストア:一番お手軽だがあまりおすすめしない方法

おすすめしない理由:保険外なので高い/保険適用範囲内のと同じく既製品のくせに量は実は抑えられているので効果も低くなる/そしてどうせ保険外なのであれば、上記の漢方薬局を選んだほうがよっぽど効果的。


そして漢方薬局の選び方については、自分が以前投稿した記事も参考にしてもらえると嬉しい。

漢方で!上げよう!QOL!(合言葉)


200925 追記

ウェザーニュース社が提供している天気予報アプリはほぼピンポイントで自分が住んでいるエリアの気圧予報も出してくれるので便利だぞ!

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他にも気圧の変化に特化したアプリ「頭痛ーる」や、ヤフー天気予報アプリでも気圧の変化予報を見る事はできるけれど、今時分がいる場所をピンポイントで!という機能は弱い。ヤフーの方は多分気象庁のアメダスデータをそのまま出しているので、こっちは埼玉南部なのに熊谷の気圧データ見せられてもなぁ…ってなる。頭痛ーるの方はどの気象会社使ってるんだろ…?

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