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心の声を (Twitter140文字小説)

「君は低レベルだな」
 上司に冷淡な言葉を浴びせられた日から、俺の心は瓦解を始めた。
 鼓舞するも、温度がない上司の言葉は容赦なく心から熱を奪う。
 もう疲れた。
 気づくと病院にいた。
 ベッドの脇で嫁が大粒の涙を流している。
「気づかなくて、ごめんね」
 そうか、話せばよかったんだ…

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