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私のドッペルゲンガー(140文字小説)

 目の前に私がいた。

 おそるおそる声をかけた。

 その私は、私の誕生日も、勤め先も、元彼も知っていた。

 ドッペルゲンガー?

 便利かも、変わりに仕事に行って欲しい!

 私は私を家に連れ帰った。

「ようやく入れた」

 聞き覚えのある声。

 あんた、全身整形までやったの?

 ストーカーの元彼だ!

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