たけむら

1986年12月19日生/構成作家/東京都在住/奈良県出身

たけむら

1986年12月19日生/構成作家/東京都在住/奈良県出身

最近の記事

【コラム】嫉妬なんてしない方が良いに決まっている。

僕は性分としてはとても嫉妬しやすいと思います。 自分自身へのコンプレックスもありますし、他人の長所を羨む傾向にありますし、自分を受け入れてくれた人には自分をずっと受け入れていてほしい願望も強いです。 友人にも恋人にも仲間にも常に理解者であってほしいと考えています。 なので理解者(と思っていた人)が自分から離れていきそうな時の焦燥感から、嫉妬してしまう事も多かったです。 しかし、僕が大尊敬している近い世代の作家の先輩から「嫉妬なんかしない方が良いに決まっている」と諭されました

    • 【ノスタルジー】なぜか1998年をすごく覚えている。

      特定の期間や時期の記憶がとてつもなく鮮明。なんて事はみんなある事なのでしょうか? 僕は1998年〜1999年頭、小学校6年生の頃の記憶が鮮明です。 といっても学校でこんな思い出がある、こんな遊びをした、みたいな記憶はほとんどなく、当時やっていたドラマや流行っていた音楽をやたらと覚えています。 98年1月は月9が『Days』で中谷美紀さんと長瀬智也さん主演のドラマやってたな、とか。(主題歌は奥田民生さんの『さすらい』) その翌年の99年1月の月9は『Over Time』で、

      • 【コラム】三日坊主だけど、習慣化するのは性に合ってる。

        いわゆる三日坊主です。 学生時代の試験・受験勉強で買った参考書に始まり、なんとなく興味があったギターも、その他なんとなく興味があった趣味のタネみたいな色々も。 手に入れて満足、触る事なくゴミになる。なんて事が当たり前でした。 でも最近気付いたのは、何かを習慣化する事はそれほど苦ではない。というかむしろ性に合っている気がするのです。みんなそうなのかも知れませんが。 ジムもSNSも「趣味として始める」という意識ではなく「毎日、毎週やるもの」として決めると続けられるようになりまし

        • 【コラム】いつから裏方気質になったのか。

          放送作家という仕事をしています。構成作家とも言います。 どんな仕事なの?どんな事をしているの?といった質問はよくされますが、テレビやラジオだと企画出したり、台本書いたり。 YouTubeだと企画出しに加えて編集したり。 またイベントやお笑いライブにも作家がいて、イベントの流れだったり、ゲームコーナーのルール考えたり台本書いたりもしています。 ざっくり言うとテレビやラジオやYouTubeなどエンタメにおける、いわゆる「裏方」の仕事です。 構成作家を目指した理由やきっかけは色々

        【コラム】嫉妬なんてしない方が良いに決まっている。

          【コラム】無理矢理でいいから こだわりを持ったら良い。

          これは放送作家の師匠である、かわら長介さんの言葉です。 といっても別にいつもいつも言っている言葉って事ではありません。 初めて飲みに連れて行ってもらった時に仰っていました。 さらに言うと本当の文言は「無理からでええからこだわり持ったらええねん。」と言う関西弁でもありました。 向こうは覚えていないとは思うのですが、僕はこの言葉がずっと頭にあり、このマインド・精神で動いているところがあります。 この言葉を聞いてから、何かにつけてこだわり、自分ルールをつけるようになりました。

          【コラム】無理矢理でいいから こだわりを持ったら良い。

          【コラム】表に出る人の「リスク」と「辛さ」を改めて感じる。

          毎日と言っていいほど自分の諸々を発信しています。 月・火・木・土はYouTube生配信と動画でおしゃべり。 水・日はPodcastでおしゃべり。 金はnoteで文章を投稿。 『大久保佳代子とらぶぶらLOVE』も含めると何かしらの発信が週8回。毎日超え。 数年前には考えられない事で、人は変わるもんだな、と自分でも思います。 発信を増やして良かった事や、やり甲斐はたくさんありますが、それ以上に難しさ、辛さ、何より表に立つ人への尊敬を改めて感じています。 難しさを特に感じるのが

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          【コラム】「モテたい」をやる言い訳を探し続けてる。

          パーマをかけて、ヒゲ・全身脱毛して、自分なりにオシャレな感じがする服を買い、インテリアも買い、照明にも気を配り、家をスマートホーム化し、色んな料理を自炊し、時にはオシャレなお店を探しブックマークして、ジムに通ってスムージー飲んじゃったり、なんて事を頑張ってやっています。 その行動のもとには「モテたい」「よく見られたい」が当然あります。 が、そんな「モテたい」をまっすぐやるなんて恥ずかしくてできない。そんな感覚でずっと生きてきました。今でもその感覚は消えません。 でも上記の

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          【コラム】「健やか」を目指すほど「不適合」になってしまう

          それなりに年を取った事で、自分にとっての「健やか」な過ごし方を少しずつ掴めてきた感覚があります。 例えば締切に次ぐ締切を乗り越えたタイミングで、ストレスの発露で食べすぎちゃうから、そういうタイミングで食べすぎないよう食料をあまり家に置かないようにしよう、とか。 自分も知らなかった自分の取り扱い説明書がどんどんクリアになってきて、書き足されていって、ストレスを溜めすぎない方法、迷った時はこっちを選べ、とか。 自分なりの手法が確立してきます。 でも自分なりの手法を確立すれば

          【コラム】「健やか」を目指すほど「不適合」になってしまう

          【コラム】生きた証を綴っている。

          発信するという事が苦手でした。 SNS社会になり芸能人だろうが一般人だろうが、X、Instagram、TikTok、YouTube……で発信出来る時代。 放送作家も知名度があった方が良いし、関わってる色んな仕事を告知・宣伝出来た方が良いし、面白いものを書いて広めれば、自身の広告にもなるし、と。 発信するしかない!のですが、作家になって14年ほど。2022年12月31日まで一切してきませんでした。 理由はいくつかあります。全て言い訳でしかないのですが… 「面白い文章を書く

          【コラム】生きた証を綴っている。

          【コラム】青春しておくべきだったコンプレックス

          青春を謳歌しきれなかったコンプレックスがあります。 恥ずかしながら今振り返ると、学生時代の恋愛も勉強・受験も、何ひとつ努力していませんでした。 恋愛は自身のルックスへのコンプレックスから努力する事を諦め、それでいてモテにいく、彼女を作りたい、と思う事を思春期特有の照れからする事もなく、大学生になってようやくそんな諦めや照れから抜け出した頃には、対女性との会話すらままならず拗らせ、放送作家を目指してからは「童貞キャラ」の居心地に味を占め、童貞を捨てる事や彼女を作る事から逃げ続

          【コラム】青春しておくべきだったコンプレックス

          【コラム】「間違い」たくない

          僕は「間違い」に厳しいです。 この「間違い」とは誤字・脱字とか、仕事のミスとか、そういった類のものではありません。 ちょっとしたニュアンスを汲み取るのを「間違う」ことです。その「間違い」に対し自他ともに厳しいです。 この「間違い」の説明が文字面だと難しいのですが、自らやってしまった事例があります。↓です。 オープニングトークで「この会話セクハラですよね?」的なトークや、ルッキズム云々というトークをしているのですが、そこで大久保さんが僕に対して「天パメガネは?」 と質問して

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          【懐古】あのまま働いていたらどうなったろう。

          実は?一度新卒で就職しています。 "おいしい""ワクワク""ハッピー"をお届けする、スーパーマーケットで2ヶ月ほど働き、6月15日付で退職しました。 辞めたのは仕事が凄く嫌だった訳でも、辛かった訳でも、人間関係に悩んだ訳でもありません。 ただ作家の同期が頑張っていたからです。 僕はかわら長介さんという放送作家の方が講師の作家養成塾に大学4年の秋から半年通いました。 そこの卒業公演を経て放送作家を名乗り始めるのですが、当時、就活は大学3年の秋から企業説明会やらエントリーシー

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          【コラム】デジタルコンプ癖

          コンプ癖があるなー、と自覚しています。 といっても漫画全巻とか、フィギュアとかカプセルトイ(ガチャガチャ)とか物理的なものではなく、デジタルコンプ癖とでもいうのでしょうか。 例えばゲームキャラクターの呪文を全部覚えさせたいからレベルを最大まで上げたい、とか。そういうのです。 これが先天的なものなのか、後天的なものなのかはわかりません。 ただ幼少期から兆候は間違いなくありました。 僕が初めてどハマりしたゲームが『FINAL FANTASYⅤ』なのですが このゲームは世界を救

          【コラム】デジタルコンプ癖

          【コラム】長所は「イヤな奴じゃない」ところ。

          ここ数年くらいでしょうか。 長所は?と聞かれると必ず「イヤな奴じゃないところ」と答えています。 「良い奴」ではありません。「イヤな奴じゃない」です。 どこが違うのか、と言われると難しいのですが、自分が「良い奴ではない」事は日々過ごしていて、自覚があるのです。 口が悪い時もありますし、嫌な事をされたら罵詈雑言が頭から離れてくれないですし、妬み嫉みがつきまとってくる事もあります。 困っている人を率先して助けた事はありませんし、助けようと周りに呼びかけた事もありません。 自分主

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          【コラム】占いは人生のネタバレ。

          占いについて色々と考えるきっかけがあり、自分の中の考えを整理してみました。 自分は占いの事をどう思っているのか。良しなのか、悪しなのか、信じているのか、いないのか。 色々考えを巡らせました。 辿り着いた答えは「占いは人生のネタバレ」ではないか?という事。 どういう人間なのか、どんな仕事を選ぶのか、どんな人と恋をするのか、いつ結婚するのか、どんな死に方なのか、をとんでもない確率で言い当てる占いがあれば、その占いは評判を呼び、人気になるでしょう。 世の中のほとんどの人間は受け

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          【コラム】時間出来たら『24』観よう。

          かれこれ10年以上前から言っている気がします。 そしてなんやかんやと諦めて10年以上です。 世は大エンタメ時代。テレビ、ラジオ、映画にYouTube、マンガ、アニメ、ドラマ、ゲームにPodcast、ライブ配信、コンサート、舞台などなど挙げ始めたらキリがない。 さらにこのエンタメを惜しむ事なく楽しむためにはお金が必要なので労働に勤しみ、時には投資をして、寄せ集めたお金でエンタメを享受しています。 つまりみんな時間がない。 僕もエンタメ大好きで、↑に挙げたものは一通り体験して

          【コラム】時間出来たら『24』観よう。