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【好きなことをしたい、やりたいようにやりたい】という思想に対して思うこと。

僕も年寄りな訳ではないのですが、少なからず若い人から相談を受けたり(最近学生や転職の相談に乗る機会が増えました)、Sharez(私の会社、トレーナーチームの名称)の若いメンバーと話したりしていて思うことがあります。

「好きなことをして生きていきたい」
「やりたいようにやりたい」

カッコイイ言葉ですし、「好きを仕事に」という言葉もあるくらいです。僕も20代前半くらいには少なからず思っていたことなので、気持ちは理解できるんですが、結構「スタイル、スタンス」「仕事」とがごっちゃになっているなと思うことがあります。

「好きなことをして生きていきたい」
「やりたいようにやりたい」

というのは言うならば、自分自身の「スタイル、スタンス」だと思います。

一方で、こと「仕事」となると、相手、お客様、対価を支払う側、ありきだと思うのです。
自分自身の「スタイル、スタンス」と、誰かに求められる、対価を支払うに値するものがリンクしているのであればそれで良いと思うのですが、「好きなこと」「やりたいように」の先に誰かがいることを想像できていないケースって多いなと。
その場合、行き過ぎると「自分勝手」「エゴ」みたいになってしまいます。
そういう思想を否定している訳ではなく、「好きなこと」「やりたいように」の先に誰かがいることを想像して、その人が喜んでくれている様子や、何か変化を与えた様子もイメージした方がワクワクするし、サステナブルだと思うんです。

世間で「好きなことだけやって生きてます」みたいな人も、偶然か、必然か、「好きなことの先にいる人」に価値を提供していて、どこかしらから対価が支払われているから成り立つ訳です。

似たような話を武井壮さんもしています。この動画では、スポーツをただ極めれば食べていけるわけではない、という話で例えています。
武井壮さんの「大人の育て方」
https://www.youtube.com/watch?v=ol3HeIACFy0

すごく抽象的かもですが、恋愛とかも似ていると思っていて、自分が好きという感情だけでなく、「相手といる自分が好き」「相手といると自分らしくいられる」「相手の喜ぶ姿を見るのが好き」など相手ありきで考えると、また少し視点が変わる気がします。

そんな事も伝えながら生きていこうと思った梅雨の朝。

※トップ写真はなんとなくの、イメージ写真ですw


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