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ぼくの語学遍歴とフィリピン留学への道

20数年前のこと
僕はフィリピンの大学に留学しました。

そこでの4年間の経験が
今の自分を形作る土台になったのは
まちがいありません。

しかし、ぼくは中学高校で
英語が好きだったわけでも
得意だったわけでもなく

むしろ非英語圏への留学を
予定していたんです。

今回の記事では
そんな僕の語学遍歴と
フィリピンへ留学したきっかけなど
書き連ねてみたいと思います。

この記事が皆さんにとって
語学を学び始めたり
海外に興味をもつきっかけに
少しでもなればいいなと思います。

そして、何より
バイリンガル育児への興味を
もっていただけたらもっと嬉しいです。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね♪

その前に、少しだけ自己紹介を…

 ◇ 名前:ひで
 ◇ 子どもが大好きな3児のパパ
 ◇ バイリンガル子育て歴11年以上
 ◇ TOEIC 970点 / 元英会話教室運営(講師兼)
 ◇ Kindle作家 (5冊出版)
 ◇ 親子NFTアーティスト (OpenSea/HEXA)
 ◇ マルチ職種の会社員 ▶︎ 2024年、外資系の総務人事
 ◇ WEBサイトや動画も作れる
 ◇ サッカー、スノボ好き


それでは早速
僕の語学遍歴とフィリピン留学への道を
紹介していきます。

中学で初めて出会った英語。

中学では平均以上の成績が取れていたけど
高専ではまったく勉強しなかったため
どんどん悪化し、いつも赤点ぎりぎり。

高2から2年間必修のドイツ語は
なぜかトップレベルでしたが(笑)


中学時代は海外との接点など0で
日本以外の国など本当にあるのだろうか
というレベルで関心がありませんでした。

しかし、高1の頃から
キリスト教の宣教師として来て
英語教師もしていたニュージーランド人や
アメリカ人の方と知り合いになったり、

韓国との交流イベントに
参加したりするなど、接点が増え、

少しだけ「日本以外の世界がある」
ことを感じる経験ができました。

(それでも語学を学習しようという
スイッチは入りませんでしたが…)


そんな中、高3の時。

知り合いの紹介もあり
韓国のとある大学から
フル奨学金での道が開けたんです。

国内進学だろうが留学だろうが
親からの支援は0だったので、
こんな有難い話を蹴る選択はなかったんですよね。

そこから韓国語を半年以上勉強して
読み書きはできるようになりました。
今でもハングル文字を読むことはできます。

それなのに高校が終わる頃
大学が受け入れ条件を急に変えてきたため、
経済的に進学が厳しくなり
断念せざるを得なくなったんです。

留学するものと信じていたので
日本の大学は受験しておらず
高卒後、アルバイトをしながら
資金を貯めることになりました。

それから半年ほど経った頃
知り合いの先輩がフィリピン留学から
夏休みで一時帰国していて

いろいろ現地の話を聞いてみて
『学びたい学科もあるし
フィリピンなら経済的にも何とかなりそう』

と考え、一気にフィリピン留学にシフトしました。

留学先での学習言語が
英語だとはっきりわかったにも関わらず

バイトで忙しいのを理由に
英語は全然勉強しませんでした…

当時の自分は
なんとかなるだろうと思っていたんでしょうね。


高卒から1年ちょっと後
高校で赤点ぎりぎりだったままの状態で
フィリピンの大学に入学することになりました。

現地での簡易な語学テストはパスできたので
語学クラスなど一切なしで
すぐに大学1年目の単位取得に突入しました。

授業はもちろんオールイングリッシュ。
(議論が白熱するとタガログが
 飛び交うこともありましたが)

最初は、先生がホワイトボードに
書く字も読めない(くせが強い!)。

読めても書くのが追いつかない。

先生が言ってることは5~6割しかわからず
毎日の各クラスについていくのに必死でした。

すべての授業の後
友人にノートを借りて写させてもらう日々。

半年くらいで授業ペースにも少し慣れてきて
自分も「まあまあ話せるようになってきたな〜」
と思えるようになってきました。

しかし、2年目に入ってからのこと。
友人にこんなことを言われたんです。

『お前さ、1年の頃、
 ほんと何言ってるかわからなかったよ。
 今はだいぶわかるようになったけどな〜。
 ガハハ〜ww』

半年くらいで話せるようになってきてたと自惚れて
学校の勉強しかしてこなかった自分。

この友人の言葉で僕の中で何かスイッチが入り
授業とは関係なく本をたくさん読むようになり
家でもアメリカの英語ニュースを見たり
掛け流したりし始めました。

(まだインターネットが
完全には普及しておらず
ネットカフェに行ってた時代)

そこから、やっと
自分の英語が上達し始めたように思います。

だから、あの友人にはほんとに感謝してます。
(その時はカチンときましたけどね)


このような感じで
中学高校時代に英語、ドイツ語、韓国語に
中途半端に触れて

語力が乏しい状態で
ろくに英語学習もせずに
ノーガードで留学。

最初はめちゃくちゃ苦労したけれど
最終的には大学を首席で卒業することができました!

きっとアメリカやイギリスに留学してたら
また違ったんだろうとは思います。
(経済的にその選択肢はそもそもなかったんだけど)


その後、インターの先生をしたり
自分で英会話教室を運営したり
英語教育に長く携わってきました。

2017年、転職を機に受けた
TOEICは模試を一回だけやった程度の
ノースタディ状態で受験して970点。

このようなハイスコアを
一発で出せたのには
3つの理由があるとおもいます。

❶フィリピン留学時代に
 大学課程をすべて「英語で」学んだこと

❷大学卒業後、12年ほど英語教育に携わったこと

そして受験の3年ほど前から
❸家庭での共用語を英語にし
 バイリンガル子育てを始めていたこと

❶と❷は大事な土台になっているものの
❸の3年間ほど辞書やフレーズを
調べた期間はありませんでした。

子育て英語、侮るべからず!
・英語の童謡(Mothergooseなど)
・絵本の読み聞かせや
・日常的な語りかけ
など、知らない単語やフレーズばかりで
毎日、検索しては使うの繰り返しの日々。

子育てを始めて
英語力が一段階レベルアップしたと
感じています。

このように複数の言語に触れ
特に英語教育に長年携わるほど
英語に触れてきた僕ですが

バイリンガルに育ててきた長女が
小学生になる頃には
僕ははっきりとこう感じていました。

「もう長女の英語力にはとうてい敵わない。
 僕が学習して身につけてきた英語力と
 成長と共に自然に英語を身につけてきた
 長女の英語力には埋められない差がある。」

特にリスニングとスピーキングには
圧倒的な差があるように感じています。

そして英語の処理能力。
洋書を読むスピードが僕の数倍…

僕には聞き取れないところが多々ある
Youtube動画は聞き漏らすことなく処理できる。


そんな長女は
7歳で英検2級
9歳で英検準1級に合格しています。

2学年下の長男も
概ね同じペースです。

つまり、聞いて話せるだけではなく
リーディングとライティングのスキルも
それだけのレベルにはあるということです。

自分がこのような語学遍歴を
辿ってきたからこそ
はっきりと言えることは

「バイリンガル子育てをオススメします!」

ということです。

幼少期は言語を習得するのに
最も適した時期です。

「学習」して身につけるのではなく
(ガリ勉スタイルで詰め込むのではなく)

僕たちが日本語を身につけてきたのと
同じ方法とプロセスで
英語も身につけていくことができるからです。

バイリンガル子育てに
少しでも興味を持ってくださった方は
後に紹介する拙著をぜひご参考ください。


さて、僕の語学遍歴は
まだ終わっていません。

今年、2024年5月に
縁があってドイツと英語でやり取りをする
外資系企業に転職しました。

それが決まった先月から
Duolingoでドイツ語を学習し始めました!
(執筆時点で30日連続学習記録中)

わざと子どもたちにも
ドイツ語を学んでる姿を見せていたら

ほんとつい先ほど小6の長女が
「ダディ〜、Duolingoでスペイン語やりたい!」
と言い出したので

早速、子ども用タブレットに
セットアップしてあげました♪


語学との関わりは
人生を通してずっと続いていくもの。
(日本語も含めて)

皆さんにとっても
新しい言語を学び始めるきっかけが
そのへんに転がってるかもしれませんよ。

少し自分の語学遍歴と
留学のきっかけなどを書いてみました。

誰かの何かのきっかけや
興味に繋がればいいな〜と思っています。

The best is yet to come!!

最後までお読みいただき
ありがとうございました!


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