自己成長プロセスの構造的理解
先日、「過去の自己成長」について振り返る記事を書きました。
本当は、「自己成長のプロセス」についても書きたいと思っていたのですが、文字数的に全然足らず、文章としての流れを重視した記事になりました。
そこで今回、「自己成長の振り返り」のB面的記事として、個人的に実践、研究してきた「自己成長プロセスの構造的理解」について書いてみたいと思います。
先に、「自己成長の振り返り」から読んで頂くと、理解がよりスムーズになるかと思います。
1、魂の構成
いきなり魂、とぶっ飛んだところから始めますが、日本では古来より「魂が主」で、「からだ」はその容れ物、「殻だ」と考えられていました。
容れ物であるからだに、魂が一つ、または複数入って、人になります。
魂なので、地球由来とは限らず、宇宙由来の場合があります。
個人的によく見るのは、「地球に慣れている地球帰属の魂」+「地球には不慣れだけれど進化している宇宙帰属の魂」という組み合わせです。
私自身も「地球帰属」+「宇宙(エササニ*)帰属」という組み合わせで生まれてきました。
(エササニ*、シリウス、プレアデス、白鳥座、オリオンなど色々あるようです)
ちなみに宇宙帰属の魂(スターシード*)については、以下のような本にも記載されています。
2、「魂の傷」から目覚める「心の傷」
それぞれの魂は、過去生(前世やそれ以前の生)での経験から、魂の傷(過去生トラウマ)を持っています。
元々傷を持っているので、成長過程でその傷が目覚めると、トラウマ(心の傷、満たされなかった想い)が形成されます。
形成される時期によって、以下のように分類されます。
1、バーストラウマ: 出生時(胎児期〜生後3ヶ月程度)におけるトラウマ
2、インナーチャイルド: 乳児期から成人までにおけるトラウマ
カナダで空前のベストセラーになった、リズ・ブルボーさんの著書の一つである「五つの傷―心の痛みをとりのぞき本当の自分になるために」。
この本によると、「心の傷」は以下の5つのタイプに分類されるそうです。
※<侮辱>による傷以外の4つの傷は、多かれ少なかれ、誰もが持っているそうです
「心の傷」が形成され、そこから発生する「感情」を処理し切れなくなると、「仮面」を形成して、フタをします。
私の場合は、まずバーストラウマから、<拒絶>による傷 → <逃避する人>の仮面 と形成され、内的世界に逃げ込むようになりました。
次に、<見捨て>による傷 → <依存する人>の仮面 と形成され、道化のふりをして、嘘の自分を演じるようになりました。
そして最後に、<不正>による傷 → <頑固な人>の仮面 と形成され、自分の感情や感覚に蓋をして、思考で動くようになりました。
「魂の傷(過去生トラウマ)」と相似形の「心の傷(バーストラウマ・インナーチャイルド)」が形成され、そこからが人生(魂の成長の一部)のスタート、とも言えるかと思います。
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3、エネルギー医学(波動医学)的理解
エネルギー医学(波動医学)によると、人には物質的身体以外に、エネルギー体(オーラ)があるそうです。
その視点から、「心の傷」や「仮面」について見ると、頭が整理されるかと思います。
コーザル体 ⇆「過去生トラウマ(魂の傷)」
↓↓↓↑
メンタル体 ⇆「バーストラウマ・インナーチャイルド(心の傷)」
↓↓↓↑ ↖︎
アストラル体 ⇆「感情」 ← エネルギー医学(波動医学)
↓↓↓↑ ↙︎
エーテル体 ⇆「仮面」
↓↓↓↑ ← 東洋医学(経絡や気など)
物質的身体 ←西洋医学
西洋医学では物質的身体しか扱えないため、私の「心の傷」やそこから発生する「感情」、本来の自分にフタ(自己否定)をする「仮面」などは、ずっと改善されないままでした。
では、エネルギー体の改善は、どうやって進めていくのでしょう?
4、心の傷、感情のクリアリング
過去に形成されたトラウマ(「心の傷」「満たされなかった想い」)(「インナーチャイルド」「バーストラウマ」「過去生トラウマ」)は、以下の方法でクリアリングできます。
1、思い出して、クリアリングする
①「心理学的アプローチ」
②「退行瞑想」
2、微細で良質なエネルギーで、クリアリングする
③「修行」
④「瞑想」
⑤「ヒーリング」
私の場合、以下の方法を併用しました。
①「心理学的アプローチ」: 内観など
③「修行」: 縦走登山など
④「瞑想」: 白光瞑想(下丹田に白光の球体をイメージし続ける瞑想)
⑤「ヒーリング」: 縄文時代に生まれ、治療などの目的で一般人にも活用されていた技術が、伝承され、受け継がれてきたヒーリング
それによって、以下のようなバランスになったと考えられます。
仮面: フタをする → ゆるむ
感情: 溜まり続ける → あぶり出される
トラウマ: 一定 → 減少
トラウマが減少し、トラウマによる感情の発生が減少した結果、仮面が自然とゆるみ、感情があぶりだされて来ました。
ここで感情のクリアリングが必要になるのですが、実は、感情と向き合うことは、自己成長の基礎でありながら、難しいものだったりします。
というのは、トラウマは固体的な性質なので、まだ向き合いやすいのですが、感情は液体的な性質なため、流動的で、向き合うこと自体が難しいのです。
そのため、最初は手探りで、途中からは感情トレーニングで感情の扱い方を身に付けて、ようやくちゃんと向き合って、クリアリングできるようになりました。
成長過程でフタをして来たため、最初は向き合う力が0だったところから、1, 3, 10, 30…(Maxを100として)と、感情と向き合う筋力がついていったように思います。
それによって、クリアリングもスムーズになっていきました。
また、霊的影響に関してですが、基本的にはトラウマに憑くことが多いようです。
私の場合は、コーザル体の過去生トラウマに(過去生で?)憑いていたようで、浄霊により、クリアリングを進めました。
5、知覚能力の向上
そういったクリアリングのプロセスによって、エネルギー体(オーラ)のネガティブなエネルギーがクリアリングされ、自然と知覚能力が開いてきました。
パワースポットなどのわかりやすいエネルギーはもちろん、もっと微細なエネルギーも感じられるようになっていきました。
自然のエネルギーが感じられるようになったり、魂の感覚も感じられるようになっていきました。
また、内面に関しても、微細な「感情」をとらえられたり、感情が発生する前の「反応」もとらえられるようになりました。
それによって、リアルタイムで、膨らむ前の微細な「感情」をクリアリング出来たり、「反応」のところで止められるようになっていきました。
6、自己否定から自己肯定へ
成長過程では、感情や感覚にフタ(自己否定)をし、思考だけで動いていたのですが、クリアリングを進める中で、感情や感覚を感じて、内発的動機から動くように、ベクトルを変更していきました。
自己否定ベクトル → 自己肯定ベクトル
感情にフタ → 感情と向き合い、クリアリング
(心理的)抵抗にフタ → 抵抗と向き合い、クリアリング
自他を否定 → 自他を許容、肯定
欲求にフタ → 欲求を意識的に満たす
〜すべきと観念的に動く → 感覚的に動く
直感にフタ → 直感を感じ、動く
過去に満たされなかった欲求(トラウマ)にフタ → 欲求を満たす
外発的動機から動く → 内発的動機から動く
本来の自分をダメと否定 → ダメと思い込んでいる自分を受容、肯定
顕在意識主導 → 潜在意識主導
枠の中に留まる → 枠の外に出ていく
自分を抑圧 → 自分を表現
この中で一番重要だと感じたのは、欲求を満たすことです。
基本的には欲求を満たして来たものの、大事なところでは抑圧していたため、意識的に、欲求を満たすベクトルで進めていきました。
実は欲求を満たすことは、自己肯定のかなりの割合を占めていて、それによって、自己肯定感が高まっていったように感じます。
自己肯定感は、「本来の自分」を受け入れている割合(私は元々0.2%だったようですが、、)とも考えられ、それが高まることにより、「本来の自分」の性質・才能も使えるようになっていきました。
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7、仮面を手放し、本来の自分で生きる
自己肯定感が高まって来たことで、仮面を外す準備が整って来ました。
仮面は、セルフイメージの中で「自己価値にしている*」ものですので、手放すと、自己価値が無くなってしまうように感じられます。
*仮面を自己価値にしている = こういう自分でいる(を演じている)から自分には(生きている)価値がある
それは、エゴ(自己防衛本能)からすると、自分が死ぬかのような感覚です。
しかし、実際には単なるハリボテ(偽りの自分)です。
本来の自分を肯定できていると、ハリボテを脱いでも平気になります。
そこで、自然とゆるんで来た仮面を、意識的に外していきました。
仮面: フタがゆるむ → 手放す
感情: 溜まっている → クリアリング
トラウマ: 減少している
エゴ(自己防衛本能)は必死にフタをしようとするのですが、その反応を観察しながら、フタをゆるめたまま、その下に溜まっていた感情をどんどんクリアリングしていきます。
クリアリングが済むと、仮面でフタをする必要がなくなるので、仮面は手放されます。
(簡単に書いていますが、実際に出来るようになるまでは、かなりの年月を要しました)
こういったプロセスで、<頑固な人>の仮面、<依存する人>の仮面、<逃避する人>の仮面をどんどん手放していきました。
それによって、「生まれたままの自分」「本来の自分」が出て来ました。
<拒絶>の傷、<逃避する人>の仮面が深くにあったので、ずっと自分は存在する価値がない、と内的世界に閉じこもったまま、仮面で生きて来ました。
「世間に迷惑をかけないように」と言われて育てられて来たので、なるべく社会に迷惑をかけないように、隠れて生きて来たのかもしれません。
しかし、仮面が減ったことで、存在肯定が出来るようになり、「自己表現して、社会にプラスの影響を与えられる」と思えるようになって来ました。
まとめ
これまでのプロセスをまとめます。
「魂の傷」があり、それにより、似たような「心の傷」が形成される
エネルギー医学(波動医学)から、構造的に理解できる
傷や感情、霊のクリアリング
クリアリングが進むと、微細なエネルギー(波動)を知覚できるようになる
「自己否定ベクトル」から「自己肯定ベクトル」へのパラダイムシフト
仮面(本来の自分へのフタ)を手放し、「本来の自分」で生きる
このように、「魂の傷」「心の傷」のクリアリングは、人生の目的の一つと考えられます。
また、それが進み、自己一致してくると、「魂の欲求」が知覚されるようになって来ます。
そうなると、魂の目的に沿って生きる、という流れにもなってくるかと思います。
明治、戦後と、西洋化された今の日本で、なぜこんな自己成長をやって来たのかはなかなか謎でしたが、おそらく、縄文化に向かうこれからの日本に必要だから、先に経験しているのではないか、と感じています。
特に、宇宙帰属の魂を持った方たちにとって、現代日本は相当大変で、ほとんどの方は、「本来の性質・才能」を発揮できていないのではないでしょうか?
自分なりにもがいて来た経験を生かし、そういった方々のサポートをやっていけたら嬉しいです。
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