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自分と人、関わり方

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おススメ日々の指針。日々照らし合わせ、縦横確認。
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記事一覧

苦悩は特権である

苦悩は特権である

特権とは、特定の人・身分・階級に
与えられている、他に優越した権利をいう。

苦悩とか、困難とか、試練とか、
そんなことはできれば避けたいなんて
思っていた。でも、それは勘違いだった。
そんなふうに思うんだ。

苦悩とか挫折とか、人生の苦難は、
自分だけの特権なんだ。
自分を真剣に生きているから
出くわす試練は、自分しか味わえない、
最高の特権なんだ。

だから、「自分の辛い気持ちは
誰もわかって

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『「改心」と「回心」とは違います。改心は、言動や思いを改めること、そして回心は、全身全霊を大いなるものに向きなおすことです。狭く小さな自分の心ばかり見ていた眼を大いなるものの方に向き直すこと、それが回心です』
【「生きがい」と出会うために】より

真ん中に立つ

真ん中に立つ

自分のために頑張る。当然だ。でも、
何か上手くいかない。つまらないんだ、寂しいんだ。

他人のために頑張る。気持ち良くなる。
でも、何か上手くいかない。
自分の中に何かくすぶっているからだ。

だから、他人のために、自分のために、その真ん中に立つ。
この絶妙な感覚が大事なんだ。

どちらかに偏ると、バランスを欠いてしまう。
本当に難しい。

だから、何度も何度も挑戦して、
失敗して、自分なりの距離

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自分への忖度「そんたく」

自分への忖度「そんたく」

忖度「そんたく」とは、
他人の気持をおしはかることをいう。

忖度とは、美徳である。
ゆえに美しいモノである。

ただ、もっとも大事な忖度は、
他人の気持ちをおしはかることでなく、
自分の気持ちをおしはかることなんだ。

他人の気持ちでなく、
まずは、自分の本当の気持ちに
寄り添うこと。こいつが本質なんだ。

自分に忖度すること。
決して無難ではないが、
自分を生きるためには、大事なこと。
そんな

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まさかの時の友

まさかの時の友

英語のことわざに、

A friend in need is a friend indeed.

まさかの時の友こそ真の友とある。

まさかの時は、自分らしくないモノが、
すっかりとれて、素の自分になっている。

そういう時に出逢う友人が、
本当の友人であるのは、当然である。

まさかの時は、周囲の人が
離れてゆくから、寂しくなる。

でも、まさかの時を経ないと、
自分を見失い、自分を生きることが

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困窮がもたらすギフト

困窮がもたらすギフト

困窮とは、困りきってしまうこと。
特に、貧乏で苦しむことを意味する。

自分らしさとか、
自分が本当にやりたいこととか、
自分が真に欲している。

そんなモノやコトは、
そこそこ物心両面で満たされている、
そんな状況じゃなかなか気づけない。

困窮っていう状況が、
真の自分を目覚めさせるんだ。

経済的に困窮する。人間関係で困窮する。
健康面で困窮する。困窮の時は、
自分らしい生き方に目覚めるチャ

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過ぎたるは及ばざるが如し

過ぎたるは及ばざるが如し

夫婦や親子ってのは、バランスが肝心だ。
どっちが正しいとか、悪いとかそんなことじゃない。

バランスを欠けば、どっちかに善悪、
白黒がついてしまう。ただただそれだけなんだ。

旦那が無責任で散財するタイプならば、
女房が、すべての責任を背負う倹約家になるんだ。

女房が、背負って頑張れば頑張るほど。
お金を貯めよう貯めようとするほど、
旦那は無責任極まりないとんでもないヤツになるんだ。

世話好き

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約束の優先順位

約束の優先順位

他人との約束は、守ろうと懸命になる。

でも、自分を含めて家族との約束は、
反古になる。

約束の重さが違うんだ。

なぜだろう❔って考える。

家族は甘えが許される。自分もそうだ。

でも、他人はそうじゃない。

約束を違えば、自分の評判に傷がつき、
世間体が悪い。そうなると、いろいろ支障をきたす。

それは、自分を含めた家族にも、影響を及ぼす。

世間を敵に回すことが一番恐いんだ。

だから、

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貧困問題の根本解決

貧困問題の根本解決

貧困問題の解決が叫ばれて久しい。
資本主義が悪い。政治が悪い。
先進国が悪い。貨幣制度が悪い。

そんな外側の理由ばかり追究しても、
当事者は救われない。

支援とか援助とか、外的な助けで、
当事者の貧困問題の一部を
一時的に埋めている。ただそれだけなんだ。

貧困問題の根本は、内的に不自由だって
ことなんだ。

心が不自由だってことなんだ。

心が不自由ってことは、心の中が「恐れ」や
「心配」「

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小さな独裁者

小さな独裁者

この人とは、もめ事になりたくない。
あるいは、この話し合いは、
上手にまとめなくちゃならない。

こんなふうに、極端に争いを避けて、
和を保とうと躍起になる。そんな時がある。

そんな時は、自分がまずは、
言いたいことは我慢する。
次に相手にも、周囲にも、同じ我慢を求めるんだ。

争いを恐れるあまり、
自分にも他人にも、相手にも、
無意識に口封じをするんだ。

でも、そんなやり取りや交渉ごと、

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