約束の優先順位
他人との約束は、守ろうと懸命になる。
でも、自分を含めて家族との約束は、
反古になる。
約束の重さが違うんだ。
なぜだろう❔って考える。
家族は甘えが許される。自分もそうだ。
でも、他人はそうじゃない。
約束を違えば、自分の評判に傷がつき、
世間体が悪い。そうなると、いろいろ支障をきたす。
それは、自分を含めた家族にも、影響を及ぼす。
世間を敵に回すことが一番恐いんだ。
だから、他人との約束は絶対なんだ。
でも、心ならず、約束を違える時がある。
守るために懸命になっても、守れない。
そんな時に気づくんだ。
自分が約束を守るように努めてきたのは、
決して誠実で正直な人柄のせいじゃない。
世間体、他人の視線、他人の評判を
人一倍気にして、極端にそれを恐がっていた。
ただそれだけのことだったんだ。
でも、今思う。
本当に恐いことは、他人との約束を
破ることじゃない。
本当の自分との約束を違えることにあるってこと。
そのことに気づいたんだ。
本当の自分との約束、つまり、本来の自分に
戻るっていう人生の根幹に関わる約束は、
どの約束よりも優先されるってこと。
とっても大事なことを、
他人とのでっかい約束を違えて、
どん底に落ち込んだことで
学ぶことができたんだ。
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