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スッキリした味わいのアイスコーヒーとは違う、風味豊かでやさしい甘みのコールドブリュー

いつもは、ハンドドリップでホットコーヒーを淹れる要領でアイスコーヒーを淹れています。コーヒーサーバーに氷を入れた状態で熱湯を注ぎながら急冷するやり方は我が家にあるサーバーだと二人分できがります。実はもっと簡単にしかも一度にたくさんの量が出来上がる方法でやってみました。コーヒー粉に水を注いでねかせるだけでおいしくなるやり方が簡単でおいしいのでじわじわと人気が集まってきているそうです。特別なテクニックがいらないから夜寝る前に仕込んで翌朝からおいしいアイスコーヒーを愉しむことができます。水でゆっくり(じわじわと)抽出することで風味豊かなコーヒーが出来上がるというので実際に作ってみました。


コールドブリューの魅力

お湯で淹れる定番のコーヒーとは異なり、時間をかけて抽出することで風味豊かなコーヒーに。苦みやえぐみが出にくいのが特徴で、まろやかな飲み口になるそうな。

元々はクセの強いコーヒーを飲みやすくするために考え出された方法で、口当たりの良いコーヒーに変身することから人気を集めています。

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見た目は濃い!&濁ってるじゃん(^▽^;)失敗した予感しかないんですが、飲んでみると見た目とは違い予想以上においしくなっていました。とても濁っているけど苦くないしコーヒープレスで淹れた時のように、豊かな香りと飲み終わりの余韻の優しい甘さにびっくりしました。


準備するもの

コーヒーは、中挽きで深煎り。粗いほど味が薄く細かいほど味が濃くなります。深煎りで淹れると失敗しにくいのでこれをベースに慣れてきたらお好みのコーヒー豆で作ってみることをおススメします。深煎りなら酸味が少なくコクのある味に仕上がります。苦みとコクのある深煎りは水出しコーヒーに向いています。ローストは煎る時間によって異なります。焙煎時間が短い浅煎りは酸味が強く、焙煎時間が長めの深煎りは苦みと濃くが増し香ばしさが加わります。何を買おうか迷った場合はイタリアンローストやフレンチローストをチョイスしてみて。水は、軟水で。水の影響を受けやすいのでミネラルなどが溶け込んでいない水を使うとおいしく出来上がります。容器は、おうちにあるものでOK(麦茶を作るのに使っていたピッチャーなど)私は水出し緑茶のために使っていた角ボトルを使いました。お茶パック(一つにまとまらないので何個かにわけていれましょう。抽出後取り出しやすい)水出しコーヒー専用の場合はお茶パックはいりません。


作り方

①よく洗って拭いたボトルに中挽きした深煎りのコーヒーを100g入れます。

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↓ 今回のコーヒー豆は、スプリングシーズンブレンド2022 ↓

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↑ ダークロースト ↓

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②電動ミルで中挽きにして容器に入れたら静かに水1リットルをゆっくりやさしく注ぐ。常温で1時間置く。


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注ぎぐ口の部分に茶こしネットが付いているので今回はダイレクトにコーヒー粉を容器に入れて水を注ぎました。(もうこの時点でスゴイ濁ってます)


③その後フタをしっかりしめて上下を軽くゆすってから冷蔵庫で6~8時間ねかせてパックを淹れたなら取り出して(このままダイレクトに入れた場合は何か別の容器に移してコーヒー粉を取り出して)完成。


↓ 常温で1時間置いている時の様子 ↓

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じわじわとコーヒーになっていく様子がみえてたのしかった部分。


カフェインについて

水出しコーヒーも急冷したアイスコーヒーもハンドドリップで淹れたホットコーヒーと同様にカフェインを含んでいます。カフェインを気にせず飲みたい人はディカフェのコーヒー豆で作ってみてください。これなら時間に関係なくゴクゴク飲めて、牛乳を加えてアイスカフェラテにしたり子どもも安心して飲むことができます。


いつもと違う淹れ方で、今までとは違う美味しさに出会いました。とても簡単な方法で誰でもおいしく淹れることができます。

これから温かくなる季節。アイスコーヒーがおいしい季節。

簡単にできていつでも本格的なアイスコーヒーをたのしんでみませんか。



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