にこにこおやつクッキーの誕生秘話
どこにもない、無添加のクッキーを心を込めて作っています。
おうちで食べていた何気ないおやつは、何度も何度も配合を変えて販売のための商品づくりへと研究を重ねました。よし、このレシピで販売する!そう決めたとき、鳥インフルエンザのニュースが舞い込んできました。
?????鶏卵が、入手できない????
柔らかくて滑らかでふんわりした口当たりがよくとろけるスイーツが大人気の中で、私が販売用に作り上げたクッキーはどこか懐かしく自然の甘みと固さがこだわりのポイントでした。卵が入ることによってその硬さを維持していただけにこの報道を聞いた時崖から突き落とされるような残念なキモチと高波にさらわれてどこかに漂流するような気持ちに包まれました。連日の報道でこれまでにないほどの数の鳥インフルエンザの数字に驚かされました。卵を使わないクッキーはどうやって作るのかというよりもどんな味になるのか食感や食べ終わりの余韻や歯ごたえがどうなるのかイメージが付きませんでした。卵アレルギーの人のためのクッキーというおやつにしたくなかったんです。私は豆乳の口腔アレルギーです。豆乳が含まれた加工食品やいわゆる寄せ豆腐やおぼろ豆腐などにがりを最小限にして作られた大豆の加工食品や湯葉を食べる事ができません。牛乳アレルギーの人の方が圧倒的に多いのとヘルシー志向で豆乳が人気なのがわたしにとっては気を付けないくてはならない部分です。人によって食べられるものや食べられないものがあります。食べ物によって私たちのカラダの調子を整えてくれたり成長を促してくれたり。こだわりの卵が入手できないため、思い切って卵なしのレシピ開発にとりくみました。粉の種類や分量、バターの種類と分量によって作っている工程も全く違いました。焼きあがった見た目や口に入れる直前の香り、入れた瞬間の歯ごたえ、食べている時の食感、食べ終わった後の余韻など様々なテクスチャーを自分なりに研究してきました。
11月下旬に菓子製造販売の手続きを終えた後のハプニングでしたが、1月16日の菓子製造販売デビューに向けて何度も試作をして販売用のレシピとこだわりのクッキーが誕生しました。
1月限定のクッキー
小さいクッキーよりも大きいクッキーを頬張りながらお好みのドリンクを楽しんでほしくてこの形を選びました。
卵不使用のため、崩れやすいのが特徴なのですが崩れているというだけで販売から外されてしまうこともありました。(納品の時は壊れていなくても何らかの衝撃でひび割れてしまうことが多々ありました)
可愛いけど大きいのは割れやいことから2月以降は小ぶりでかわいいクッキーで販売することにしました。
2月のクッキー
毎月納品している自宅近くのとまと直売所の友人から、バターを使ったクッキーを食べてみたいとのリクエストがありました。
早速これまで使ってこなかったバター3種類でバタークッキーの研究を始めました。
3種類のバタークッキーの食べ比べ
発酵バター食塩不使用:プレジデント(フランス)
食塩不使用:北(よつば)(よつば)
有塩バター:カルピス特選バター
食塩不使用の発酵バターと北海道バターと有塩バターでの比較実験
バターの種類を伏せた状態で、10人の方に食べ比べをしてもらいました。
食べ比べの結果報告
1位:食塩不使用北海道バター(よつば)
2位:発酵バター食塩不使用:プレジデント
3位:有塩バター:カルピス特選バター
という結果でした。
元々のクッキーに近い風味と味わいで、小麦の味や香りを邪魔しないバターは北海道バターという結果でした。
トランス脂肪酸不使用のマーガリン
にこにこおやつのひみつ
こだわりの材料についてまとめた手書きの小冊子
こだわりの材料と信念
マーガリンと砂糖と薄力粉と(全て国産材料)
先行予約限定のクッキー缶、完売
3缶のみの限定缶がFacebookで告知して9時間後に完売しました。
3月限定のクッキー缶、完売
ミントグリーンのクッキー缶ぴれーん(36枚入り)4缶
ピンクのクッキー缶(2種類32枚入り)3缶
ラッピング
4月もおいしくてたのしいひとときを過ごすために
新商品の開発と販売している商品について変わらないおいしさを作り続けます。
詳細・ご注文はこちらから
https://ws.formzu.net/fgen/s33852832/
ママのみたかひだまりキッチン
しまだはるみ
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