病気との出会いと、身体に現れる様々な症状
皆さん、こんにちは。
とっても秋ですね〜!いかがお過ごしですか?
今回は 私と病気との出会いと、それを自覚するようになったきっかけや症状というテーマでお話ししたいと思います。
前回のブログでも少し触れましたが、私がこの病気の治療で本格的に通院を始めたのが昨年の秋、ちょうど一年前の事でした。
振り返ってみると、身体の異変や生きづらさと言ったものは既に幼少期に出始めており、私の場合治療に辿り着くまでに随分と時間がかかってしまった様に思います。
通院を始めたきっかけは、「なんか、やっぱり限界!」と自分で思ったのと、周りからの通院の勧めというタイミングがちょうど被ったと言うこともありました。
話は私の幼少期に遡ります。
子供の時から受けていた二人の祖母からの暴言や暴力などの虐待や、学校などでのイジメ、習い事先などの男の先生達や父親の友達などから度々受けていた性的ないやがらせの影響からか、私の自己肯定感は元々とても低いものでした。地の底のように!
「こんなゴミみたいな人間が生きていていいのか」と考えたり、「皆みたいに価値のある人間になりたい」と人を異常なまでに羨んだりしていました。
生きていて良いレベルの人間になれるように、良い子になれるように、他の子達に追いつきたいといつも考えている子供でした。
自分が僅かでも否定される状況に出くわしたり、相手にその気がなくても勝手にこちらがその様に受け取ってしまった時、頭の中が真っ白になり、血の気が引き、体が鉛のように動かなくなったり、呼吸困難に陥ると言った症状が度々現れていました。
そして、その後大きな絶望感に襲われて死ぬことを考えるというのがいつものループでした。「ただでさえ生きる価値のない人間のレベルがさらに下がってしまったら本当に死ぬしかないんだ」といつも追い詰められていました。
しかし、幼少期の私には具体的な死に方は分からず、いつも試行錯誤で色々な事をしていたけど、今思うとそんなんで死ねるわけないじゃん!という様なことばかりだったな〜。
完全に黒歴史です。
これらの症状は、私が生きていく中で対人関係が広がっていくにつれてひどくなっていき、後に境界線パーソナリティ障害や一種のパニック障害、対人恐怖症の症状と言えるものに繋がっていきます。
日常生活で困っていたその他の症状で、当時医者にかかっていたものに聴覚や視覚、嗅覚などの感覚過敏がありました。
視覚で言うと、白い灯りが異常に怖く、そこにいるだけでパニック状態になる。
嗅覚で言うと特に水回りに行くと水の匂いで吐き気がするなど。
特に聴覚過敏は日常生活が普通に送れないほどでした。ある一定の音域や音程に達するとそれ以上の音を耳が受け付けず、脳内に壊れたラジオのような轟音が響き渡り、パニック状態になりました。
楽器奏者だった私には致命的な症状で、練習すらままならない状態でした。当時は耳鼻科に通っていたものの、こちらも結局は耳の病気ではなかったみたいです。
初めて発症してから年月が経って、この症状との付き合い方も少し分かってきたので、今は何とかし仲良しです。
しかし、これらのネガティブな要素を持った私が基本的な私だったのかと言うとそうではありませんでした。
私の中には「自分は何でも一人で成し遂げれる」とか、「自分は誰よりも特別」という過剰な自信に満ち溢れた自分も共存していました。
そのタイプの自分は、コンクールや演奏会の時にとても役に立ってくれました。と言うか、むしろそう言う時には練習以前にその自分をいかに引き出すかと言うことに必死でした。
いわゆる躁状態の自分にしか人前で演奏する事はできませんでした^^;
これは演奏家として致命的ですが、回数を重ねて昔よりはマシになってきたんです…けどまだまだです。
物心ついた頃からその様な二人の自分に挟まれていて、それらの間を些細なきっかけ行き来しながら生きていました。
今までお話ししてきたように、精神的な問題を抱える方の多くは、日常生活に支障をきたす数々の症状で悩んでいたり、私の様に一概にこれと病気を特定する事が難しい状態いあるのではないでしょうか。あれもこれも気になって生きづらいけど、一体どうしたら!みたいな。
私の場合は、上にあげたいくつかの病気に見られる症状を踏まえた上で、現在は双極性障害の治療に重きを置いて通院している段階です。まだ今後も治療内容が変わっていく可能性は十分にあるそうです。
長くなりましたが、今回は私の病気についてお話ししました。
同じ症状で悩んでいる方が読んで下さっていたら…すみません!
今回、このブログでは何の解決法も見出せな合ったかもしれないけれど、一緒にそれらの症状と上手く付き合っていく方法を探していきましょう。
どんな症状においても、突然の完治は難しいかもしれませんが、前よりは上手く付き合えるようになったな〜ということは、ちょっとした変化などからも十分に起こり得るのではないでしょうか。
最後に、最近の記録だけしておきたいと思います。
薬の量を調整してある一定期間すごく調子が良かったものの、ここ何日か前からまた夕方以降の鬱状態がひどいものに…夜が怖い。それだけ!ここ最近日が沈むと特に、本当に何にもできないので、今日も大人しく早寝します。
それではまた次回〜!
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