池内 紀「文学フシギ帖 ー日本の文学百年を読むー」

昔の読書記録ノートの紹介。

池内 紀「文学フシギ帖 ー日本の文学百年を読むー」

本書は、夏目漱石の事について書かれた部分に惹かれて読んでみた。

実は、「吾輩は狸である」が存在したって。

でも、それ以上はあまりためになる内容じゃなかった。

少なくとも、今の私には。

本書で取り上げている作品の9割は未読だから、あまり解説が理解できなかった。

それだけ、まだまだ勉強不足ってことだろうけど。

(過去の読書記録ノートより)


読書記録ノートによると、この本は2010年10月7日〜2010年10月14日に読んだらしい。

漱石の部分に惹かれたということは、多分このころ漱石の作品を集中して読んでいた時期だったのだろう。

文学作品は人の数だけ解釈があるから面白い。

当時の私は解説されている作品のほとんどが未読だったみたいだけど、今はどうだろう。

今一度、いわゆる純文学もしっかり読み込みたいし、その上で本書も改めて読み直してみたいと思う。


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