喜多川泰「賢者の書」

先日読んだ、喜多川泰さんの「運転者 未来を変える過去からの使者」が面白くて、続けて「賢者の書」も読んでみた。

これは、少年サイードが9人の賢者からさまざまなことを学んでいく物語。

ストーリーは、少年サイードの物語を、仕事や家庭で悩みを抱える中年男アレックスが聞く(読む)形でつづられている。

これは、自己啓発や成功物語が好きな人にはすごく刺さる内容だと思う。

私がまさにそう。

即効性のあるノウハウ本とは違った、じっくり考えさせる内容でありながら、今すぐにでも実行可能な学びがたくさんあった。

サイードが賢者から学んだことは、この手の本を読んだことのある人からすればどこかで聞いたことのある内容かもしれない。

でも、そのぶん普遍的で、「分かっているけどなかなか出来ない」ことばかりだと思う。

改めて、学ぶことの多い本だった。




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