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滞りなく営まれているカラダという自然。

整体指導によって心身が緩んで

滞っていたカラダが再び動き出すと

帰りの電車で途中下車してトイレに駆け込みましたって報告いただいたり

会社で6回も大便をするためにトイレに駆け込み

自分用のトイレットペーパーを買いに走りましたなんて報告いただいたこともある。


カラダの不調を抱えて病院でいろいろ言われた方のカラダを拝見したら

驚くほど腹部が硬くなっていた。

死を考慮しなくちゃいけない硬さじゃなくて

めちゃくちゃ大便が詰まっています~って硬さだった。


以前は便通がない日もあったというその方は

整体指導後から1日に複数回トイレに駆け込むようになり

ついに会社でも6回トイレに駆け込むという偉業を達成された。

しかも記録を樹立されたのが2回目の整体指導から3週間後。

無意識運動が動きだして自力で排泄できている。

ものすごくおめでたい。


毎日入り口からは食べ物が入ってくるのに

出口からは何日も出てこないなんてまずいものね。


食事を摂るとすぐにトイレで脱糞するという

ところてん方式のカラダの友人もいる。


出入口と言われるように

まず出口が大切。

出口から排出されていれば問題ない。

おしっこが出ない

うんちが出ない

汗が出ない

おならが出ない

唾液が出ない

涙が出ない


出ないというのは場合によっては死が近い。

自力で排泄できなくなれば生き物にとっては死を意味する。

腸閉塞などなら一刻の猶予もない。


野口晴哉先生はお腹がパンパンに膨れ上がって

開腹手術するしかないという医者から相談されて

病院に駆けつけて病人の整体指導をされたことがあるらしい。

直後からおならが出だして

その数、数百発。

おならが出きったら

パンパンに膨れ上がっていたお腹が通常のサイズに戻ってしまったという。


PCで仕事を行っている職場などでは

頻繁に目薬を目に挿している人がいる。

涙が出にくいドライアイの人。


難病でカラダから分泌物がでにくくなってしまった方がいた。

正常に無意識運動が営まれていると

そのありがたさに気づくこともできないんだけど

涙と唾液が出にくくなってしまうと

日常生活を営むことが辛くなってしまう。


禁煙が全然つらくなかったひとは

ぼくも含めて脇汗が黄色い人たちだった。

脇汗からニコチン?だかを排泄しているんだから

体内状況がニコチン中毒じゃなかったので

偉くもなんともないわけ。

ただ喫煙で気分転換していた時間が手持ち無沙汰になってしまうだけで

イライラしちゃうなんて全くなかったよね。

それは脇汗が排泄してくれていたお陰さま。


汗をかけると無事に経過できるカラダの異常というものは多い。


昔、昔のこと歌舞伎座で観劇したさいに

活元運動に励んでおられた方が

幕見でお弁当を口にしたとたんに吐いてしまったらしい。

ずいぶん見っともなかったと野口晴哉先生に報告した。

ところが吐かずに食べちゃった他の人は全員食中毒になってしまった。

すると見っともなかったと言っていた方は一転して

私のカラダはすごいですなぁ~と意気揚々と感心しきりだったんだそう。


無意識運動の性能が鈍っていないと

本能で腐った食べ物が入ってくるとカラダは勝手に吐いてしまう。

入り口で吐けなかったひとは今度は下痢で排泄しようとする。

下痢できずに吸収してしまった人は皮膚から排泄しようとする。


カラダというのはぼくらの一番身近に在る自然。

自然は循環が滞りなく営まれていることが大切。

カラダだって例外じゃない。

活元運動が発動すると

カラダって自然なんだって再発見することができます。



※活元運動について


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