見出し画像

カラダはいつだって本音で生きている

人間は口にする言葉が真実とは限らない。

特に自分のコンプレックスに関わる内容だったり

性についてなど

劣等感や自分を誇示したい場合、

内容などは話が盛られていたり

嘘をつくこともある

また体癖によっては誇張して話すのが基本性能の人もいる。


ところがカラダの表現では盛ることが出来ない。

嘘をつくことも出来ない。


みぞおちという場所は心の状態を観察する場所。

みぞおちに手を当てて観察してみると

その人が嫌いな人が近づくと

要はパーソナルスペースに侵入してくると

みぞおちの気の気配が閉じていく。

縮んでいくのが感じとれる。


逆に好意を持っている人が近づいてくると

みぞおちの気配はパァーッと開いてきて

受けいれたいんですぅ〜って

好きであることを告白してしまう。


表情では好き嫌いが出ないようにすることも出来るけれど

みぞおちが表現しないようにいくら努力しても無駄。

笑っちゃうくらい素直に

みぞおちは瞬時に表現してしまう。


稽古のときに

ぼくに好意を持っておられた女性は

ぼくが近づいたら

みぞおちがパァーッと開いてしまった。

しかもそれが観察者に即伝わってしまって

ご本人が顔を赤らめるもんだから

ぼくまで恥ずかしくなってしまった笑

稽古中の完全に流れ事故 (>_<)


もうね

本当に全然嘘がつけないの、カラダは。


性の力が旺盛な10代や20代の恋愛を思い浮かべたら

分かりやすい。

好きな異性と教室で目が合っただけで

カラダが暖かくなる。

仕事帰りに手を繋いだだけで

カラダがホッとして

緊張がほぐれたり

勃起したり、濡れてしまったり。

ふだん不眠気味なのに

大好きな人に抱きしめてもらうと熟睡してしまったり。

カラダはいつだって本音を現わしてしまう。



大切な人を亡くして

発狂したとみなされて閉鎖病棟に入れられた方がいる。

その方が退院してきて活元運動の会に参加しだした。

もともと活元運動をされていた方なんだけど

二人で行う活元運動である相互運動をすると

相手の人の手が必ず自分の頭に触れてくる。

さすったり

叩いたり

もう笑っちゃうくらい自分の頭に触れてきたんだそう。


それまでは入院させられても

自分の頭がおかしいなんて思っていなかったのに

事情を知らない人が

本能的に変化を促したいとふれてくるのが

毎回、自分の頭であったために

やっぱり自分の頭の気がおかしくなっているんだなあって

認めざる得なかったとおっしゃっていた。


思考を通さずに

ただ感じると

手をふれて愉気をしたい場所にダイレクトにふれてしまう。


本能でもある「感じる」って

忖度なし

迷いなし


だからなんとなく行くのが嫌なんだよねって

実はなんとなくってレベルじゃない。

カラダが本音で嫌がっているってこと。

朝から憂鬱なんだよね~って

めっちゃ嫌がっているよね。


悩んだりすると

他人に相談する人がいるけど

その前に自分のカラダでどう感じているかに

耳を傾けてあげるといいよね。

カラダはちゃんとあなたの本音を伝えてくれているから。


カラダはいつだって本音を表現しているし

何よりあなたの一番の味方なのだから。



※あわせて読むといい記事


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?