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花粉症が消えたのは、自分が整ったから。

面白いことに整体指導を受けていただいている方から

花粉症が無くなりましたと聞かされるのは全部事後報告ばかり。

初めて来室されたときには深刻な不調を抱えて訪ねて来られる方が多いせいか

花粉症で悩んでいますって聞かされたことがない。


病気と呼ばれているもの全てに共通して言えるんだけど

異常や疲労を感じて回復させようとする働き、ホメオスタシスが動けば元気へ、整体へと向かいだす。

もちろん働きかけてもホメオスタシスが動いてくれないことだって当然ある。


動き出したかどうかは、猛烈な弛緩反応が起こったり、発熱や頭痛が起こったかどうかで自分で感じられる。

カラダが動き出して変動が起こって

変動が経過したあとにカラダの居心地のよさが拡がっているのであれば

慢性的な不調という安定した不整体から

回復要求が発動できている整体へと向かっていると判断できる。


花粉症を例にとると

整体指導を受けていただいている方の中にも

ずっと抱えている人だっていないわけじゃないからね。

伺ってみると、やっぱり発熱などの大きな変化を体験できていない。


だから花粉症が消えてありがとうございましたと言われてもピンと来ない。

だって治してくれたのはカラダだからね。

花粉症を治したのは弾力を取り戻して動き出したホメオスタシスの仕事。

ぼくに花粉症を治してくださいと言われても困ってしまう。

カラダが整ってくれば自然と消えてしまうものを無くそうと躍起になっても仕方がないでしょ。


観るべきはホメオスタシスが動けるカラダかどうか。

背骨に弾力があるかどうか。

ふれて気の感応が起こるカラダかどうか。


自分が整って花粉症が消えてしまったという体験をしてしまうと

世の中に出回っている様々な花粉症についての情報が

いかに当てにならないものであったか気づいてしまう。

花粉症に効くという薬や食べ物をカラダに入れるより

意識で動かせる運動をやることより

杉の木を減らすことより

いのちを営んでいる本体である無意識運動が滞りなく動ける

自分という環境を整えることが遥かに大切なんです。



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