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カラダが感じとっている未来。

震源地近くに住まわれている整体指導を受けていただいているご家族がいる。

連絡がとれてお伺いしたら

被害のなかった親戚の建物に無事避難できていると確認できた。

断水してしまっているが自衛隊が到着してくれて

すぐに飲料水が確保できるようになったらしい。


ちょうどそのご家族の何人かを年末に整体指導させてもらっていた。


印象的だったのはそれまでとは背骨状態が全然違っていたの。

調整が必要な焦点がみんな胸椎7番だった。

無意識の不安が表現される椎骨。

ご家族で危険な状態に陥っている方がいるので

その時はその心労のせいだと推察して整体指導を行っていった。


野生動物のなかには地震の前兆を感じとって移動するものがいる。

彼らがそんなことが出来るのは野生の本能を持っているからでしょ?

自分とは関係のないお話だと思っちゃいがちなんだけど

ぼくらのカラダって実は自然そのもの。


だから近い未来に死ぬ場合には

必ずカラダには禁点の硬結が現れるわけ。

死ぬ理由は問わない。

病気で死のうと、事故で死のうと、殺されて死のうと

カラダは未来の死を感じとって表現してしまう。


阪神大震災の直前

阪神地区の整体指導者たちは不思議に感じるほど

来室される方々のカラダは同じ椎骨異常を呈していた。


東北大震災のときも

活元運動をされていた方が日本にいるのが怖いと言い出されて

ご自分の母国に帰国された方もいる。

よく分からないけれども強烈に不安を感じて

実際に帰国するという行動を起こさせた原動力は

やはりカラダで感じとった無意識の不安に突き動かされてのものだった。


実際に飛行機の搭乗前に突如として乗りたくないって強烈に感じて

搭乗をキャンセルされた方がいる。

そしてその飛行機は墜落した。


今回の石川地震の震源地付近に住まわれている方々のカラダを多く観察できていないので

現時点では何とも言えない。

ぼくの整体指導室は東京・飯田橋にある。

整体指導を受けに来られる方の多くは首都圏の方。

もしふだん整体指導を受けている方々の背骨が

ふだんの特徴とは違っていて、大勢の方の調整が必要な焦点が同じ椎骨になっていたら。

それはカラダという無意識が近い未来の地震を感じとっているからかもしれない。

そういった可能性があるんだということを考えさせられました。


だからこそ

カラダで感じている「なんとなく」って感覚を無視しちゃいけない。

カラダという無意識は未来を感じとることが出来るのだから。

カラダで感じている「なんとなく」を感じるためには

脳内の思考が鎮まっているポカーンとしていることが大前提になります。




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