こころに不安の種を植え付けない。
アメリカのキリスト教の宗派のアーミッシュって知ってる?
ハリソン・フォード主演の映画「刑事ジョンブック・目撃者」を観た人だったら記憶に残っているかもしれない。
宗教上の理由で近代以降の道具は信仰に反すると
電気や車を使わずに、昔ながらの生活をしている集団。
当然、マスクやワクチンは一切せず。
礼拝も以前と同じように行っていたために
真っ先に感染者が爆発した。
したがって深刻な被害が出るコミュニティになるだろうと言われていた。
ところが、アーミッシュではほとんど死者が出なかったという。
どうやら2020年のうちに集団免疫を獲得していたのではと言われている。
現代日本という、アーミッシュの世界とはまるで異なるパラレルワールドに生きているぼくら。
マスク着用率が上がってインフル感染が激減したことについては
コロナが主流で流行ったことでウイルス干渉という現象が起きて少なかっただけでマスクの影響ではなかったという研究も出た。
ふだん通りに生きてきたぼくにとっては、その是非を論じることにまったく興味はない。
カラダの変動を経過させる場合に、もっとも大切なことは
こころを乱さないで過ごすってこと。
すなわち、息深く過ごすってこと。
TVもない。
スマホもない。
SNSもない。
眼精疲労もない。
食べ物に添加物もない。
不安を煽るような情報に接する機会が圧倒的に少ない環境に生きているわけ。
アーミッシュの人々はいつもの風邪と同じように過ごしていたはずなの。
このパンデミックのあいだ
職場で、電車で、街でマスクを着用することになったときの空気。
同調圧力を生み出した空気。
その空気はTV、メディアに接することで不安になった人々のココロが生み出したもの。
咳が出るとコロナかも。
発熱するとコロナかも。
そしてTVが切り取った重症者の映像が脳裏によぎる。
不安を感じているココロの在り方は
ネガティブな意味でのプラシーボ効果を最大化する。
ぼくらとは真逆のパラレルワールドで人体実験を行っていたとも言えるアーミッシュ。
情報が洪水のように溢れている現代日本では
どんな情報に接するかってことは意識して選んでいきたい。
「刑事ジョンブック・目撃者」は街に出てきたアーミッシュの母子
その少年がこのシーンのあと、駅のトイレで殺しを目撃したことで事件に巻き込まれていくサスペンスなり。
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