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背中を押してくれた映画

noteを始める、少し前。
まだ、元町ひばりというペンネームすらなかった頃。

私に発信する勇気を与えてくれた、特別な映画があります。

それは、「青葉家のテーブル」です。

【あらすじ】シングルマザーの春子(西田尚美)と、その息子リク(寄川歌太)、春子の飲み友達めいこ(久保陽⾹)と、その彼氏で小説家のソラオ(忍成修吾)という一風変わった4人で共同生活をしている青葉家。夏のある日、春子の旧友の娘・優子(栗林藍希)が美術予備校の夏期講習に通うため、青葉家へ居候しにやって来た。そんな優子の母・知世(市川実和子)は、ちょっとした"有名人"。知世とは20年来の友人であるはずの春子だが、どうしようもなく気まずい過去があり…。(公式HPより)

YouTubeで配信されているドラマ版が好きだった私は、観に行く前からとても楽しみにしていました。

前売り券とパンフレットを買って、わくわく
観に行く日を決めて、わくわく
劇場の、ふかふかのシートに座って、わくわく

いざ、本編が始まった時の興奮は、今でも忘れらません。いつもYouTubeで見ていた青葉家を、大きなスクリーンで見られる喜びは!

そんな風に、初めは青葉家の世界に没入できる贅沢さに浸っていたのですが、話が進むにつれ、何だかいても立ってもいられないような気持ちになってきました。

私も、何かやりたい。

没頭できることを、見つけたい。

……というか、好きなことなら、あるけど。

私、それに本気で向き合ってないんじゃない?

どこかで思っていること、
いつか撮りたい思っている景色。
それを自分の心にしまったままにしていいの?

本当はやってみたいこと、
やらないままでいいの?

書きあげた言葉を、自分のノートの中に
押し込めたままでいいの?


言葉も写真も、
完璧じゃないかもしれないけど。

誰かに見せたい。
誰かに、届けたい。
その思いがあるなら、従わないとじゃない?

一歩、踏み出したら、何かが変わるはず。


私は、ずっと自分の中に眠っていた、古いけれど新しいエネルギーを感じながら、劇場を後にしたのでした。

そして、映画を観た次の日。

ペンネームと、写真と文章を発信していく覚悟が、決まったのです。

*******

最後に、誰でも無料でみられるドラマ版のご紹介を少しだけ。

現在、YouTubeで公開されているのは以下の4作品です。1話完結型なので、順番に見ても、気になるものからご覧になってもいいかな、と思います。

第1話「トモダチのつくりかた」
誰かに話しかけるのって勇気がいりますが、それを乗り越えたら、思いがけない繋がりが生まれる、ということを再認識できる作品です。


第2話「君のすきなとこ」
恋愛に対する憧れはないのですが、こんな風変わりなデートには憧れるかも……。と思ったり。


第3話「ぼくらの才能」
1本だけおすすめを選べと言われたら、こちらを推します。特に、noterの皆さんには響くのでは?


第4話「春子のユウウツ」
人間関係に悩んでいる方、お仕事をしている方に、おすすめです。大変な時期も、振り返ると、尊い時間に思える……かも?


劇場版(DVDも発売されています!)をご覧になった方や、ドラマ版をご覧になった方、感想などをコメントで教えていただけたら、とても嬉しいです!

まだ見たことがないという方は、ぜひ、青葉家の素敵でちょっと変わった世界観を楽しんでいただけたらと思います。美味しそうな食事と、心地いい音楽にも注目です!

それでは、今週もお読みいただき、

ありがとうございました!


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