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揉めない悩まない、意思決定法

こんにちは、Hi_Kickです。
生まれ持って優柔不断な人間です!

嬉しくも悲しいかな社会の風に吹かれて即決即断型の人間になりました。
(未だに身内のこととなると優柔不断ですが…)

たぶん一人っ子で気を使いすぎる部分があるのだと思います。
悩んでいると仕事が終わらない!が、揉めたくもない!

そんな私が実践している意思決定法をご紹介したいと思います。
合う合わないはあると思うので、ご参考までに!

とにかく3つのカードを用意する

あれこれ考える⇒選択肢が増える⇒悩む、という流れなので、とにかくアクションを3つに絞って、そこから選択していく方法を行っています。

そこで重要なのが、意図が明確になったアクションであること。
これは、アクションするには説明責任が伴うと思っているからです。

簡単な例を見てみましょう、
「窓際に置かれている観葉植物をどこに移動するか?」
①掃除の邪魔(意図)なので、TVの横に持ってくる(アクション)
②もっと成長させたい(意図)ので、テラスに出す(アクション)
③日照は欲しいが虫も嫌(意図)なので、そのままにする(アクション)

玄関、寝室、キッチンと悩んでいると、鉢の前で一日が終わります!
「移動したいな~」と思った意図に即したアクションを3つに絞ります。

加えて意図があると、嫁から「何で移動したの?」と聞かれても、「XXと思って移動したんだけど、他の場所が良い?」と会話として成り立ちます。

加えて、後で揉めないように、、
フィードバックが貰えるように意図を明確にしておくことが重要です。

「何で移動したの?」に対し、「何となく」と答えられると不安ですよね。。今回の意思決定は必ずしも100点の答えでなく、関係者との会話を通じて習熟させていくものだと思います。

意思決定を細分化し、決断しやすい状況を作る

先程の観葉植物の例で見ると、移動したからといって一生動かさないわけじゃないですよね。「今回のアクション」に対する意思決定をしただけです。会社の意思決定でも同じ、間違えたら/情勢が変われば変更が入ります。

重要なポイントとして、先ほどの例で行くと嫁との会話。
意思決定には関係者との合意が何よりも鍵となってきます。

合意形成に時間が掛かり決断できないのであれば、大まかな方向性から徐々に核論へ、意思決定を細かくし、決断しやすい環境を作ることが重要です。
(邪魔だからといきなり観葉植物を捨てたら喧嘩になりますよねw)

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先程の例では大きすぎたカードを細かく分けていきます。

意思:「掃除の邪魔なので観葉植物を移動したい」
①:嫁に相談する
②:勝手に動かす
③:燃えるゴミの日なので捨てる
⇒後で揉め事になっても嫌なので、①を採用
前回の結果:「そうだね、移動しようか」と言われた
①-1:玄関(緑があると気分が良い)
①-2:テラス(水やりがラク)
①-3:TVの横(スペースが空いている)
⇒話し合いの結果「①-1:TVの横」、「①-2:テラス」は虫が付くのでNG
前回の結果:TVの横に移動したもが、エアコンの風で葉が落ちる、再度相談
①-3-1:元の場所に戻す
①-3-2:寝室(新しいアイデア)
①-3-3:テラス(水やりはラクだが虫が付く)
⇒前回の結果も踏まえ、「①-3-2:寝室」で様子を見ることにに決定

こんな風に小さい意思決定を嫁と合意形成しながら進めていければ、揉めずにより良い場所に観葉植物を動かしていくことができますよね。

思考方法による違いはあるか?

大きく分けると「意図⇒アクション」型、「(無意識)⇒アクション⇒意味づけ」型に2パターンに分けられると思います。パターンごとに意識すべきポイントが異なってきます。

「意図⇒アクション」型の人:悩まない努力
ザ・サラリーマンはこちらに多くいそうな気がします。(私もこっち)合意形成の件は日々良く意識されているかと思います。本日ご紹介した3カード意思決定法を用いて、意識的に選択肢を狭めて決断を早めていきましょう!

(無意識)⇒アクション⇒意味づけ」型の人:揉めない努力
きっと悩む前に手が動いてますよね。ケアすべきは「揉めない」方です。関係者との合意形成に向けて「意味づけ」をその場で即応していくことが必要になります。そこをサボると一気に揉めます。(特に「意図⇒アクション」型の人とは確実に揉めます)

いずれの思考方法も正解、不正解という話ではないです。結局のところ、「意図とアクション」これがペアになっていること、関係者との合意形成が得られてアクションに繋がることが重要です。

今回は会社員を前提としており、「意図⇒アクション」型の話に寄ってしまっていますが、「アクション⇒意味づけ」型の方にも人には人の考え方の癖があるということをイメージしていただけたら幸いです。(いつかここにフォーカスして記事を書きたいと思います。)

最後に参考本も添付しておきます。


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