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【中絶禁止?】女性の権利とは

私は最近、”中絶”というワードが気になっていた。

有名な海外ドラマ"Sex and The City"を見返していて思ったのだ。
アメリカでは望まない妊娠をした場合、比較的かんたんに中絶するのか?

これは、セックス・アンド・ザ・シティのシーズン4エピソード11で、望まない妊娠をしたミランダ(真ん中)を励まそうと、サマンサ(左)が発言した言葉である。このあと、キャリーはあっけらかんと「私は1回」と告げるのだ。

多感な女の子時代を過ごした方であれば、一度は思ったことがあるだろう。

「妊娠してませんように・・・(汗)」

どういう理由でそうなったかは置いといて、望まない妊娠を恐れる若い女性は多いのだ。不安で夜も眠れない日を過ごすこととなる。”望まない妊娠”は精神的にも身体的にも重く負担がのしかかると共に、負担を抱えるのは全て女性なのだ。

今、アメリカで中絶に関するニュースが注目を浴びている。
これまで比較的に”中絶する”という選択肢が許されてきたアメリカで、レイプをされてもお腹に宿った子供をおろしてはいけないという法律が通ってしまっているのだ。

これには、多くの海外セレブやディズニー、Netflixなどの企業も反発をしているようだ。

勿論、望まない妊娠などしない方がいいに決まっている。しかし、もしそうなってしまった時、女性は選ぶ権利があるはずだ。

中絶を許容すれば、望まない妊娠を何度もす繰り返す女性が増えるとでも思っているのだろうか?そんなはずが無い。それは母性本能的なもので、必ず手術をした女性は落ち込むのだ。

ましてや、レイプされたり近親相姦の場合、恐ろしい不安と恐怖が彼女を襲うだろう。その子供を、10ヶ月大切にお腹で育てあげ、命に替える激痛のもと産み落とし、その後一生をかけて育てなければならない理由は何なのだろうか?
彼女の可能性に満ちた人生を、誰が責任をとってくれるのだろうか?

今は、医学的には男性であっても子供が産めると、聞いたことがある。中絶がダメなのであれば、レイプ犯を捕まえた後、女性の子宮の中の受精卵を男性の身体に移し、産ませれば良いではないか。

「そのようにして産まれた子供は可哀想だ」
「妻のいない男親ひとりでは育てられるわけがない」

そういう方がいれば、私はこう返したい。
「それは女性でも同じこと」