記事一覧
卓球混合ダブルス決勝戦感想 - 2020 2021東京五輪ピック
水谷・伊藤 4-3 許・劉
第1ゲーム。水谷・伊藤ペアから見て5-11。伊藤さんが許の回転に苦しむ。中陣から食い込んでくるフォアドライブを返球できない。水谷さんからも許の良いボールを防ぐ意図が見えるも、やや無理のある返球で失点。 許・劉 (Xu, Liu) ペアが取る。ただ、「Number1033・1034号 (2021年9月号。文藝春秋)」によると、伊藤さんは「思い切って打ってくるというより台
卓球混合ダブルス感想 - 2020 2021東京五輪ピック
いやあ、東京大会が本当に開催されるとは。
1月の全日本卓球選手権ごろですら不透明だった、五輪ピックの行方。自国開催にモチベーションの沸かない選手などいるはずもありませんが、流行りのウイルスもありますし、開催を強くは希望できません。選手らにはプレーの他に気にかけるべきことが多い、とても難しい大会になったと思います。それでも、自国の選手たちは全力で試合に臨んでくれました。
そして、水谷さん・伊藤さ
プレーオフ感想 - Tリーグ2020-2021 琉球アスティーダ対木下マイスター東京
卓球プロリーグ「Tリーグ」の3シーズン目。非常事態が起きると、真っ先に下火になるのはスポーツをはじめとする娯楽なのだな、と再認識したシーズンとなりました。流行りのウイルスにより、シーズン開始は遅れ、開幕後も長期に渡り無観客試合に。開催して間もないTリーグには思わぬ失速でした。それでも、貴重な試合の機会に賭ける選手らは、素晴しいプレーを見せてくれました。
優勝決定戦「プレーオフ」に進出したのは、琉
卓球観戦の感想 - 2020 JAPAN オールスタードリームマッチ
有事のときに真っ先に影響が出るもののひとつは娯楽で、仕事が減るのが競技選手。そんなセオリが白日のもとに晒されている中で、今回のイベントの話は持ち上がりました。せっかくTリーグで卓球観戦の文化が浸透してきたというのに、コロナ禍で卓球のない生活が続いたままだと、また観戦文化を創り直さねばなりません。競技運営側にとってはひじょーにまずいので、今回のイベントは絶対にすべきで、良い判断だったのではないかと思
もっとみるレギュラーシーズン最終戦感想 - Tリーグ2019-2020 琉球アスティーダ対T.T彩たま
日本発の卓球プロリーグであるTリーグは、執筆時点で2シーズン目の終盤。今シーズンも男女ともに4チームのままですが、毎回試合のレベルが高くて、むしろ少ないチーム数なりの魅力が出てきています。
Tリーグではレギュラーシーズンで勝ち点の多い2チームが優勝決定戦に進めます。2020年2月16日の試合は、この勝敗で2位3位が確定する、大一番の試合でした。
彩たまは前日・当日とホーム戦。一方の琉球は、前週の
男子シングルス感想 - 令和元年度 全日本卓球
令和元年度の卓球全日本選手権が終了しました。
男子シングルスは世界で活躍する張本さんの優勝を予想する声が多かったのですが、結果は2位。あらためて、前年度まで「当たり前のように」勝ち続けていた水谷さんの偉業を知らしめることとなりました。
張本さんのプレーは勝ち上がるにつれ硬くなっていき、決勝では日本代表としてのプレッシャを意識しているように伺えました。「自分が強い」「だから勝たねばならない」。大
「ターミネーター:新起動/ジェニシス」を観ました
★★★・・
ニューフェイト (原題 "Dark Fate") の感想ではありません。あしからず。
「ニューフェイト」が出てやや盛り返した感じのあるターミネータシリーズですが、それまでの映画3作目以降 + ドラマの評価は低めでした。「ジェニシス」は映画だと5作目にあたりまして、やはり評価はそこまで高くありません。
でも僕、好きなんですよね、「ジェネシス」。序盤・中盤にこの映画が問うてくるテーマ
「うみねこのなく頃に」を読み返して
内容に触れますのでご注意を。
このごろは意識して、十代の自分がハマったフィクションに触れていました。どうしてでしょうね。とにかく、総復習していました。
「うみねこのなく頃に」もそのひとつ。読み返して、あらためて、大したお話だと感心しています。ミステリ、ファンタジの各成分を上手に組合わせて、オンリワンのお話に仕上げています。
ミステリの面では、「現実で起こすとすれば不自然だけど、トリックとして
度量ある区でいてほしいです - 台風19号の報道を読んで
2019年の台風19号で避難所が設置されましたが、路上生活している方々は受け入れられなかった一件があったようです。役所ではなく、区民が受け入れる覚悟があるかが問われてくるでしょう。
台東区は面白いところです。都内最古の寺をはじめとして歴史あるスポットが多数あり、様々な国籍の人々が観光に訪れています。そんな人込みから一本道路を外れると、朝からお酒している地元民がいたりします。性的マイノリティの人た
某盆踊り大会で運営の仲間割れがあったと予想しています [2019年夏 都内]
盆踊りが好きです。
地元ではそういったイベントに縁なく育ちました。上京してから誘いがあってたまたま行ってみたのですが、ダンスとしては簡単な部類に入るのと、他人と一緒に踊れて一体感のあるところが気に入って、以来、毎年1回は踊っています。
さて、ここ毎年参加している盆踊り大会で、2019年の回はいつもと違う雰囲気を感じました。備忘がてら投稿しておきます。
注意として、箇条書き以外は僕の想像です。
アルキメデスの大戦を観ました
★★★★・
原作は未読です。
海軍の戦艦と、数学屋のお話。
主人公は卓越した計算能力の持ち主で、それが海軍のとあるお偉いさんの目に留まり、軍に引き入れられることになります。
数学屋って、計算屋というよりは、もう少し抽象的な扱いもできる強みのある人のことでは? てなことも思いつつ観ていましたが、終盤では並んだ数値のサンプルから一般化して関数を予想したりと、僕の思う数学っぽさのある展開が出てき