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廃墟好きとマチ歩きに共通する心理 僕らは生きてる廃墟に暮らしてる

また来る時には失われてる可能性のある空間は「生きてる廃墟」なのかもしれない。 このように思ったきっかけは、アルバイト探しだった。 無職になったことで夜の仕事から解放され穏やかな生活を送っていたりもするが、お金のこと等等を考えるとラブホテルとかどうなんだろう。そう思って2号線でよく目にしてたお店を調べると… 閉店していた。 廃墟のサイトに建物の歴史とともに紹介されていた。ラブホテルなんて入る当てがないし1人で覗く勇気もないけど、なぜか寂しい気持ちになったりもする。ああー

デザインスキルを上げるならこれを読むべし!基本の人間工学記事 3選

こんにちは!東芝UIデザインチームnote事務局の小林Jです。 みなさんは「使いやすさ」について、どのように考え、どのようにデザインしていますか?ちゃんと「使いやすい」ものづくりができているか不安になったことはありませんか? そんな時によりどころになるのが「人間工学」です。 「人間工学」とは、人間にとって使いやすく、安全な道具や製品、システムを考える学問です。人間特性をもとに環境や道具の使い勝手などを研究する学問でもあります。 「人間特性」とは、知覚から認知、身体に至るま

具体と抽象

勉強できる子は抽象的な概念を操れる、とよく言われる。一方、勉強の苦手な子は抽象的なことが苦手で、具体的なものでないと理解できない、とも。抽象化が勉強できるかどうかの分かれ目になる、とも。でも私の見るところ、抽象は、具体的体験の積み重ねで生まれるように思う。 息子はどうしたわけか、幼いころから数が大好きで、よく数えていた。ある日、私が質問したら「棒が3本も、ブロックが3個も、3は3だよ」と答えて、私はビックリした。そんなこと、私は教えたことがない。なのに、具体的なものから離れ

「がんばらないために工夫してきた人」が、いつだって時代を作ってきた

はじめまして、株式会社わざわざ代表の平田はる香と申します。 2009年に長野県東御(とうみ)市に「パンと日用品の店 わざわざ」を開業し、2種類の食事パンと、2000種類を超える日用品を取り扱う店を運営しています。 2017年に法人化して現在は20名ほどが働く会社となり、昨年度の年商は2億6000万ほど。 文字通りがんばり続けてきましたが、正直、がんばるのめんどくさいなって最近は思っています。 昔から、がんばりたくない人間だった思えばわたしは、昔から「がんばりたくない

仕事で「結果に直結するインプット」のために考えたいこと

サラリーマン人生は「勉強」の連続です。学生じゃないのだから「勉強したくない」と思うのが人情だけど、それでも必要になってしまうのがサラリーマンという人種。 会社からの命令で取得する資格、市場価値を高めるために自主的に取得する資格、会社に依らないスキルを取得するための資格、資格にとらわれない業界や職種全般の基本・トレンドの勉強。 今回はスコアを取得してクリアするタイプのものではなく、実業務において必要になってくるお勉強について書いてみよう。 インプットとアウトプットの時差

子育ては文化人類学者のように

子どもの工夫や発見に驚くことをオススメしたら、「驚くはずがない、それは芝居に違いない、芝居は子どもに見抜かれ、むしろ悪影響だ」という意見が複数。私からしたらなんで驚けないのかが不思議。その点について考えてみたい。 息子が赤ちゃんの頃、ヒモを引っ張るのが好きだった。そのためか、蛇口から出る水の糸をつかもうとした。ところがつかめない。確かにつかんだはずなのに?と、手のひらの中を見つめたり。何度も何度も挑戦した。こうしたらつかめるんじゃないか、と、赤ちゃんなりにいろいろ工夫してる

鬼滅の刃で理解する、帰納法と演繹法を用いた仮説の作り方

 経験値やデータを基に、「このような結果になるということは、こんな仕組みなのだろう」という仮説を帰納的に立てていくリテラシーももちろん重要ではある。しかし、最短で真理を追究したいなら演繹的アプローチを交えることが一番効率的である。  マラソンの前に体を温めるウオーミングアップを考えてみよう。多くのランナーは自分の過去の経験(やコーチの命令)に基づいた方法でウオーミングアップをしている。これは帰納的なアプローチだ。  一方、演繹的アプローチならば、細胞内の糖が分解されてエネルギ