小説 ペンギンがひどい目に遭う話ばかり書いてたら
ペンギンがひどい目に遭う漫画を書いてたらペンギンがやってきて、
「ペンギンをひどい目に遭わせすぎじゃありませんか」と文句を言われてしまう。
「仕方ないじゃありませんか。この時代、読者は過激なものを求めていますから……」と抗弁すると、
「読者のせいにするのはよくないですよ。最終的にそういうストーリーを書くと決めたのはあなたではありませんか」とぐうの音もでないことを言われる。ペンギンにこんなに詰められることってあるんだ。
「すみません」
「わたしに謝るだけではいけませんよ。ペン